阪神タイガース 試合結果

• （勝）藤川 5勝1敗0S　（Ｓ）久保田 4勝4敗23S
• （登板投手：杉山−ウィリアムス−藤川−久保田）
• （負）川村 4勝6敗0S
• （登板投手：土肥−加藤−川村−ホルツ）
• （本）スペンサー 9号（ソロ=土肥）

（試合内容）

横浜は先発ローテーション再編に伴い、中６日で阪神キラーの三浦ではなく、中４日で土肥が先発。

一回表、三者凡退。
一回裏、三者凡退。
二回表、二死からスペンサーが三遊間を破るレフト前ヒットで出塁するも、矢野の痛烈な当たりはサードライナー。
二回裏、先頭の佐伯にライト前ヒットを打たれる。多村空振り三振、種田は緩い当たりのショートゴロだったため一塁アウトのみ。内川の打席でワイルドピッチがあり、二塁走者・佐伯が進塁。内川にはストレートの四球を与えて二死一・三塁となるが、相川はライトフライに打ち取り得点許さず。
三回表、先頭の関本がサードゴロエラーで出塁すると、続く杉山は送りバントの構えで右腕に死球を受ける。一旦ベンチに下がるも、再びグラウンドに姿を現した。赤星三塁後方へのファウルフライの後、鳥谷のファーストゴロで各ランナーが進塁し、二死二・三塁となるが、シーツはいい当たりもレフトライナーに倒れ得点ならず。
三回裏、死球を受けた直後のピッチングの影響が心配されたが、杉山は三者凡退に打ち取る。
四回表、二死からスペンサーがレフトスタンドへソロホームランを叩き込み先制。 四回裏、金城、佐伯、多村のクリーンナップを三者凡退。

五回表、関本、杉山、赤星、三者凡退。
五回裏、先頭の種田に三遊間を破るレフト前ヒットを打たれる。内川のサードゴロは一塁アウトのみで一死二塁になると、相川に右中間へ同点タイムリーツーベースを打たれる。土肥に送りバントを決められ二死三塁となるが、石井はファーストファウルフライに打ち取る。
六回表、二番からの好打順も三者凡退。
六回裏、二死から佐伯に四球を与えるが、多村はキャッチャーファウルフライに打ち取る。
七回表、今岡、スペンサー、矢野、三者凡退。
七回裏、一死から内川に一二塁間を破られるライト前ヒットを打たれる。相川は自分も生きようとするプッシュバントを試みるが、シーツがすばやく反応してバッターランナーをタッチアウト。二死ニ塁となって、土肥の代打・古木に対しフルカウントになるが、最後は高めのつり球で空振り三振に打ち取る。
八回表、マウンドは二番手・加藤。関本の代打・藤本センターフライ、杉山の代打・片岡空振り三振、赤星サードライナーで三者凡退。
八回裏、マウンドは二番手・ウィリアムス。横浜は１番からだったが、今岡のファインプレーもあり、三者凡退。

九回表、二番からの好打順も三者凡退。
九回裏、佐伯を空振り三振に打ち取ったところで、ウィリアムスから藤川に交代。多村、種田を２者連続空振り三振に打ち取り、延長戦に突入。
十回表、マウンドは川村。今岡はフルカウントから四球を選んで出塁。スペンサーは止めたバットにボールが当たりピッチャーゴロになるも、進塁打となって一死二塁に。矢野ライト前ヒットで一死一・三塁。そして藤本がセンター前タイムリーヒットをはなって１点勝ち越す。藤川の代打・濱中はショートゴロ併殺コースだったが、遊撃手・石井がはじき、記録はエラーで一死満塁となる。ここで横浜は川村からホルツに交代。赤星セカンドゴロでホームアウト。鳥谷のファーストゴロは一塁きわどいタイミングだったがアウトで三者残塁。しかし、この回１点を勝ち越した。
十回裏、マウンドは四番手・久保田。内川は痛烈な当たりもレフト正面のライナー、相川ファーストファウルフライ、ホルツの代打・鈴木のレフトファウルゾーンへのフライは金本がよく走ってキャッチし試合終了。

阪神は延長戦を制し３連勝で今季最多の貯金２３。
２位・中日がヤクルトに敗れ、ゲーム差が３．０に拡がった。

（注目選手）

• 藤本 敦士：途中出場で決勝タイムリー
• スペンサー：先制のソロホームラン
• 杉山 直久：右腕に死球を受けながらも、７回を投げ１００球、被安打４、与四球２、失点１の好投