阪神タイガース 試合結果

• （勝）安藤 9勝5敗0S　（Ｓ）久保田 4勝4敗22S
• （登板投手：安藤−ウィリアムス−藤川−久保田）
• （負）門倉 9勝6敗0S
• （登板投手：門倉−ホルツ−龍太郎）
• （本）

（試合内容）

一回表、二死からシーツが四球で出塁が、金本はサードファウルフライ。
一回裏、二死から金城に一塁線を破るツーベースヒットを打たれ、佐伯にセンター前タイムリーを打たれて横浜に先制を許す。
二回表、一死から桧山が四球で出塁。矢野の一二塁間を破りそうな当たりは二塁手・種田の好プレーでセカンドゴロとなる。この間に桧山が二進。藤本は敬遠気味の四球で歩いて二死一・二塁となるが、安藤サードゴロで二者残塁に終わった。
二回裏、二死から相川にレフト前ヒット、門倉にライト前ヒットを打たれ二死一・二塁となるが、石井をキャッチャーファウルフライに打ち取った。
三回表、先頭の赤星が四球で出塁すると、盗塁に成功。鳥谷も四球で出塁し無死一・二塁とすると、シーツが右中間へタイムリーヒットをはなち同点。なおも無死一・三塁で金本も四球。ところが相川がパスボールし、その間に三塁走者・鳥谷が還り逆転に成功。引き続き無死一・三塁で今岡がセンターへ犠牲フライをはなってこの回３点目をあげた。
三回裏、二死から佐伯に三遊間を破るレフト前ヒット、多村にセンター前ヒット、種田レフト前ヒットで二死満塁のピンチ。しかし小池を三振に打ち取りピンチ脱出。

四回表、藤本、安藤、赤星、三者凡退。
四回裏、相川、門倉、石井、三者凡退。
五回表、鳥谷、シーツ、金本の好打順も三者凡退。
五回裏、一死から金城にこの試合初めて四球を与えるが、佐伯は打ち上げて一塁後方のファウルフライ、多村は空振り三振に打ち取る。
六回表、一死から桧山が右中間フェンス直撃のツーベースヒットで出塁。矢野のライトファウルフライで二塁走者・桧山が三進。藤本は敬遠の四球で歩かされるが、安藤が投手・門倉のグラブをはじくタイムリー内野安打をはなち１点を追加。なおも二死一・二塁で赤星が一二塁間を破るライト前ヒットをはなち、二塁走者・藤本が本塁をつくが、右翼手・金城から本塁へ好返球がありタッチアウト。さらなる追加点はならず。
六回裏、一死からシーツが四球で出塁。金本セカンドゴロ、スタートを切っていたシーツは二塁到達で二死ニ塁となるが、今岡は見逃し三振に倒れる。
七回表、門倉の代打・内川をショートゴロに打ち取ったところで、安藤からウィリアムスに交代。石井サードライナーの後、藤田の代打・鶴岡のセンターへの大きな当たりは赤星わずかに及ばずツーベースヒットとなるが、金城はサードライナーに打ち取る。
七回裏、マウンドは二番手・ホルツ。桧山の代打・濱中、矢野、藤本、三者凡退。

八回表、マウンドは三番手・藤川。ライトに中村豊が入る。佐伯見逃し三振、多村ショートゴロ、種田セカンドゴロで三者凡退に打ち取る。
八回裏、マウンドは三番手・龍太郎。前の回から出場の中村豊がセンター前ヒットで出塁すると、赤星の送りバントの打球を処理した龍太郎が一塁へ悪送球し、記録はエラーで一塁もセーフとなり無死一・二塁のチャンスを迎える。しかし、鳥谷見逃し三振、シーツはサードゴロ併殺で得点ならず。
九回表、マウンドは四番手・久保田。小池にセンター前ヒットを打たれ、相川空振り三振の後、内川にライト前ヒット、石井にセンター前ヒットを打たれて一死満塁のピンチを迎える。龍太郎の代打・鈴木の初球に押し出しの死球を与え、横浜に１点を献上。そして金城の一塁線への強烈な当たりはシーツがよく止めるもファースト内野安打となって１点差に詰め寄られる。佐伯空振り三振で２アウト。多村のショートゴロを捕った鳥谷から一塁への送球が悪かったが、シーツがなんとか捕って打者走者タッチアウトでゲームセット。

先発安藤は６回1/3を投げ被安打７、６奪三振、１失点の内容。自身５連勝で９勝目。
最終回は久保田が打たれ、横浜の猛反撃にあったものの、なんとか逃げ切り、
今季７０勝目、貯金を２２とした。
また、この試合で赤星が１００得点に到達。阪神では１９８５年の真弓、掛布、バース以来２０年ぶり。
なお、２位・中日はヤクルトに勝ったため、ゲーム差は２．０のまま。

（注目選手）

• 安藤 優也：６回1/3を投げ１失点で９勝目＆タイムリー