2005年8月27日 阪神タイガース vs. 読売ジャイアンツ 17回戦

  • 阪神タイガース 成績 67勝47敗5分(対巨人 9勝8敗0分)
  • 阪神甲子園球場 18時01分開始 試合時間:2時間54分 観客数:48551人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
巨人 1 0 0 0 0 1 0 0 0 2 10 0
阪神 3 0 1 0 0 0 1 0 X 5 8 0
  • (勝)安藤 8勝5敗0S (S)久保田 4勝4敗21S
  • (登板投手:安藤−ウィリアムス−久保田)
  • (負)桑田 0勝7敗0S
  • (登板投手:桑田−前田−ミアディッチ−岡島−内海)
  • (本)シーツ 18号(2ラン=桑田)、金本 30号(ソロ=桑田)、金本 31号(ソロ=岡島)

(試合内容)

阪神先発は3連勝中の安藤、巨人先発は昨年から7連敗中の桑田。
なお、藤川が急性扁桃炎でベンチ入りできず、秀太と入れ替わり能見が一軍に登録された。
また、映画「容疑者 室井慎次」の主演・柳葉敏郎さんが、共演者・筧利夫さんと共にグラウンドに現れ、始球式を務めた。

一回表、一死後、鈴木にレフト線へツーベースヒットを打たれる。二岡のライトファウルゾーンへのフライは桧山がよく追いついてアウト。このフライで二塁走者・鈴木がタッチアップで三進、小久保にフルカウントから四球を与え、二死一・三塁となる。そして阿部に一二塁間を破るライト前ヒットを打たれ、巨人に1点を先制される。なおも二死一・二塁だったが、高橋由はショートゴロに打ち取った。
一回裏、一死後、鳥谷がフルカウントから四球を選んで出塁。そして不振だったシーツがレフトスタンドへ2ランホームランを叩き込み、逆転に成功する。つづく金本もライトスタンドへソロホームランをはなち1点を追加。さらに今岡、桧山の連続ヒットで一死一・二塁のチャンスをつかむが、矢野はショートゴロ、藤本はライトフライに凡退。
二回表、下位打線ながら、きっちり三者凡退に打ち取る。
二回裏、二塁手・仁志が続けて好プレーを見せ二死。鳥谷のレフトポール付近への当たりは左翼手・清水にレフトフェンス手前でキャッチされて三者凡退。

三回表、一死から鈴木に一二塁間を破るライト前ヒットを打たれる。二岡にもセンター前ヒットを打たれ、一塁走者・鈴木が三塁へ走るが、中堅手・赤星が三塁へ好返球しタッチアウト。小久保サードゴロで得点許さず。
三回裏、先頭のシーツがセンター前ヒットで出塁。金本のセカンドゴロで二塁封殺、一死一塁となるが、今岡が右中間を破るタイムリーツーベースヒットをはなって1点追加。さらに桧山のライト前ヒットで一死一・三塁となり、これで桑田をKO。二番手は前田。矢野空振り三振、藤本敬遠気味の四球で二死満塁になった後、安藤空振り三振でさらなる追加点はならず。
四回表、阿部を空振り三振に打ち取った後、高橋由にレフト前ヒットを打たれるが、仁志をショートゴロ併殺に打ち取り、結局3人で打ち取る。
四回裏、先頭の赤星が四球で出塁するも、鳥谷センターフライ、シーツ空振り三振、金本セカンドゴロに凡退。
五回表、小田三振、前田の代打・十川孝セカンドゴロ、清水ファーストゴロで三者凡退。
五回裏、マウンドは三番手・ミアディッチ。三者凡退に打ち取られる。

六回表、先頭の鈴木にセカンド内野安打で出塁され、二岡にフルカウントから四球を与えて無死一・二塁のピンチをまねく。小久保を三球三振に打ち取った後、阿部の打席でワイルドピッチがあり、一死二・三塁にしてしまい、阿部に三遊間を破るレフト前タイムリーヒットを打たれ1点を失う。なおも一死一・三塁のピンチが続いたが、高橋由ショートフライ、仁志をサードゴロに打ち取り、1失点だけに踏ん張った。
六回裏、先頭の藤本が四球で出塁。安藤の代打・浅井が送りバントを決め、一死二塁とする。赤星空振り三振の後、鳥谷ストレートの四球で二死一・二塁となるが、シーツは空振り三振に倒れる。
七回表、マウンドは二番手・ウィリアムス。一死からミアディッチの代打・江藤に三遊間を破るレフト前ヒットを打たれる。清水には2球続けて明らかなボール球を投げてしまうが、清水がボール気味の球に手を出してくれショートフライで2アウト。鈴木にレフト前ヒットを打たれ二死一・二塁のピンチとなるが、二岡はセカンドゴロに打ち取った。
七回裏、マウンドは四番手・岡島。先頭の金本がライトスタンドへソロホームランをはなち、貴重な1点を追加する。
八回表、ウィリアムスが2イニング目。先頭の小久保にライト線にポトリと落ちるヒットを打たれる。阿部をレフトフライに打ち取ったところで、マウンドはウィリアムスから久保田に交代、ライトは桧山から中村豊に交代。矢野三振、仁志はセカンドゴロに打ち取った。
八回裏、マウンドは五番手・内海。三者凡退に打ち取られる。
九回表、小田の代打・川中ピッチャーゴロ、内海の代打・村田センターフライ、清水センターフライで三者凡退に打ち取り試合終了。

阪神は連敗を3でストップ。先発・安藤は6回を投げ2失点に抑えて8勝目。
2位・中日が広島に勝ったため、ゲーム差は1.5のまま。
なお、観衆48551人は甲子園球場の今季最多。

(注目選手)

先発オーダー

巨人

  • 1
  • 清水
  • 2
  • 鈴木
  • 3
  • 二岡
  • 4
  • 小久保
  • 5
  • 阿部
  • 6
  • 高橋由
  • 7
  • 仁志
  • 8
  • 小田
  • 9
  • 桑田

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 鳥谷
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 桧山
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 安藤

審判団

  • 本塁:谷
  • 一塁:吉本
  • 二塁:有隅
  • 三塁:橘高