2005年8月23日 広島東洋カープ vs. 阪神タイガース 14回戦
- 阪神タイガース 成績 66勝44敗5分(対広島 10勝4敗0分)
- 広島市民球場 18時20分開始 試合時間:3時間18分 観客数:19607人
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 計 | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阪神 | 0 | 1 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 | 7 | 12 | 0 | ||||||
広島 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 1 |
- (勝)井川 11勝5敗0S (S)
- (登板投手:井川)
- (負)大竹 7勝9敗0S
- (登板投手:大竹−佐竹−森−広池−天野)
- (本)嶋 19号(ソロ=井川)
(試合内容)
阪神先発の井川は、対広島戦3連勝中。一方、広島先発の大竹は広島市民球場で3連勝中。
一回表、先頭の赤星、続く鳥谷が連続四球で、いきなり無死一・二塁のチャンス。しかしシーツ空振三振、金本一ゴロ、今岡空振三振。クリーンナップが倒れ初回のチャンスは二者残塁に終わった。
一回裏、赤星のファインプレーもあり二死とした後、嶋に右中間へソロホームランを打たれ先制を許した。
二回表、この回先頭の桧山が四球で出塁。矢野三振の後、藤本も四球を選び一死一・二塁とするが、井川はスリーバント失敗で二死となる。赤星はショートゴロかと思われたが、遊撃手・山崎の前で高く跳ね上がりショート頭上を越えるレフト前タイムリーヒットとなり同点に。なおも二死一・二塁だったが鳥谷は三振に倒れ、同点どまりに終わった。
二回裏、前田ファーストゴロ、栗原ショートゴロ、フランコピッチャ−ゴロ。三者凡退に打ち取った。
三回表、シーツ空振り三振の後、金本のピッチャー返しを大竹グラブを出すも捕れずセンター前ヒット。続く今岡が三遊間を抜くヒットで一死一・二塁とチャンスを作る。フルカウントから桧山は空振り三振したが、ワンバウンドしたボールを逸らした倉が三塁へ悪送球し、その間に二塁走者の金本が還り勝ち越しに成功。さらに矢野はストレートの四球で二死一・二塁としたが、藤本はセカンドゴロに倒れた。
三回裏、この回先頭の倉の一二塁間への当たりは飛びついて藤本よく止めるも内野安打。大竹送りバント成功で一死二塁とするが、緒方初球打ちはセカンドライナー。倉戻れず併殺となりあっという間に3アウトとなった。
四回表、二死から、鳥谷がセカンドの横を抜くヒットで出塁するがシーツが三振に倒れた。
四回裏、山崎空振り三振、嶋レフトフライ、新井サードゴロで三者凡退。
五回表、金本見逃し三振の後、今岡がレフト前ヒットで出塁。続く桧山がレフト前へツーベースヒットを打ち一死二・三塁のチャンス。矢野三振で二死となり、藤本が敬遠され二死満塁となる。井川のたたきつけた打球は高いバウンドでショート内野安打となり三塁走者が生還、1点を追加する。なおも二死満塁、赤星がフルカウントから三遊間を抜くタイムリーをはなち更に2点を追加する。
五回裏、一死から、栗原にこの試合初めての四球を与える。しかしフランコをショートゴロ併殺に打ち取った。
六回表、二死から今岡が四球で出塁。桧山がライト前ヒットで続き、二死一・二塁とする。しかし矢野サードゴロで二者残塁に終わった。
六回裏、一死から大竹のところに代打・松本が送られるも三振。大竹は6回で167球、11奪三振ながら、与四球7、自責点4で降板。二死から緒方にレフト前ヒットされるが、山崎をライトフライに打ち取った。
七回表、広島二番手は佐竹。藤本、井川、赤星が三者連続三振に倒れた。
七回裏、嶋センターフライ、新井空振り三振、前田三球三振で三者凡退。この回を投げきり、井川はプロ入り通算1000投球回を達成、花束が贈られナインの祝福を受けた。
八回表、この回先頭の鳥谷がレフト前ヒットで出塁。ここで広島は三番手・ルーキー森に投手交代。森のワイルドピッチで走者は二塁へ進むがシーツは三振。金本が四球を選んで一死一・二塁となり、今岡レフトフライで二死。次の打者が左の桧山ということで、ここで森から四番手・広池に交代。桧山には代打・濱中が送られる。濱中が三遊間を破るレフト前タイムリーをはなち1点を追加。さらに矢野がライト前へタイムリーをはなち7−1とした。
八回裏、ライトの守備に中村豊が入る。この回先頭の栗原はピッチャーゴロだったが、打球が井川の足に当たり一旦ベンチにもどり治療を受ける。再びマウンドに戻った井川は、フランコに三遊間を抜くヒットを打たれるが、倉をショートゴロ併殺打に打ち取った。
九回表、マウンドは五番手・天野。井川三振の後、赤星が四球を選び出塁するが鳥谷がショートゴロ併殺に倒れた。
九回裏、天野の代打・福井にレフト線へヒットを打たれノーアウトの走者を出してしまう。緒方ボテボテの三塁前へのゴロは井川が捕って一塁アウトで一死。山崎はライトライナーで二死。嶋をファーストライナーに打ち取り試合終了。
井川は、9回を投げ97球自責点1被安打5。今季2度目の完投勝利でハーラートップタイの11勝目。またこの試合の七回裏に史上304人目となる通算1000投球回を達成した。
チームは1994年以来11年ぶりのロード勝ち越しが決定。今季最多の貯金22とした。
なお、2位・中日はヤクルトに勝ち、ゲーム差は4.0変わらず。
(注目選手)
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先発オーダー
阪神
- 1
- 中
- 赤星
- 2
- 遊
- 鳥谷
- 3
- 一
- シーツ
- 4
- 左
- 金本
- 5
- 三
- 今岡
- 6
- 右
- 桧山
- 7
- 捕
- 矢野
- 8
- 二
- 藤本
- 9
- 投
- 井川
広島
- 1
- 中
- 緒方
- 2
- 遊
- 山崎
- 3
- 右
- 嶋
- 4
- 三
- 新井
- 5
- 左
- 前田
- 6
- 一
- 栗原
- 7
- 二
- フランコ
- 8
- 捕
- 倉
- 9
- 投
- 大竹
審判団
- 本塁:木内
- 一塁:杉永
- 二塁:井野
- 三塁:本田