2005年8月19日 ヤクルトスワローズ vs. 阪神タイガース 15回戦

  • 阪神タイガース 成績 63勝44敗5分(対ヤクルト 7勝8敗0分)
  • 明治神宮野球場 18時00分開始 試合時間:3時間9分 観客数:30854人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 0 1 0 0 0 0 1 0 0 2 8 1
ヤクルト 2 5 1 0 2 0 2 0 X 12 16 0
  • (勝)川島 9勝8敗0S (S)
  • (登板投手:川島−河端−花田−高井)
  • (負)下柳 10勝2敗0S
  • (登板投手:下柳−ダーウィン−太陽)
  • (本)ラミレス 26号(2ラン=下柳)、今岡 19号(ソロ=川島)、小野 2号(ソロ=ダーウィン)、小野 3号(2ラン=ダーウィン)、畠山 1号(ソロ=太陽)

(試合内容)

一回表、一死から鳥谷がセンター前ヒットで出塁。シーツはフルカウントから三振だったが、スタートをきった鳥谷は二塁盗塁に成功。しかし金本サードゴロで先制ならず。
一回裏、二死から岩村にバットを折りながらセンター前ヒットを打たれる。ラミレスに来日通算150号本塁打をレフトスタンドに打たれ、ヤクルトが2点を先制。続く宮出にもレフト前へヒットされたが、リグスをピッチャーゴロに打ち取った。
二回表、今岡が初球、レフトスタンドへソロホームランをはなち1点を返す。桧山倒れた後、矢野の三遊間への当たりは岩村のグラブをかすり、宮本も捕れずヒットとなる。しかし藤本はライトフライ、下柳はセカンドゴロに倒れた。
二回裏、この回先頭の城石にフルカウントから三塁線を抜くツーベースヒットを打たれる。小野の打球はセンターオーバー、ワンバウンドでスタンドへ入るエンタイトルツーベースとなりヤクルトが1点を追加する。川島は三塁前へ送りバント、捕球した下柳と三塁手・今岡が交錯するような形となり下柳は送球できず内野安打となり無死一・三塁。青木にセカンドの横を抜くタイムリーを打たれヤクルトがさらに1点を追加。スタートをきっていた川島は三塁に到達し、なおも無死一・三塁。続く宮本には三遊間を抜くタイムリーを打たれ5−1となる。岩村にはライトへ大飛球を飛ばされ、ジャンプした桧山のグラブに当たるも捕球は出来ず無死満塁に。ラミレスは空振三振に打ち取り一死とするも、続く宮出にセンター前へ2点タイムリーヒットを打たれてしまう。
7−1となったところで、ランナーを残したまま下柳は降板。ダーウィンが二番手として登板する。リグスはサードゴロでセカンド封殺、二死一・三塁となる。城石を三振に打ち取り二者残塁、ダーウィンが抑えた。

三回表、打順よく赤星からの攻撃だったが三者凡退に終わった。
三回裏、この回先頭の小野にレフトスタンドへソロホームランを打たれるが、その後は三人で打ち取った。
四回表、この回先頭の金本がセンター前ヒットで出塁。しかし今岡三振、桧山ショートゴロ併殺で結局三人で攻撃を終了した。
四回裏、岩村三振の後、ラミレスの打球はダーウィンがジャンプしてキャッチし二死。宮出サードゴロで、クリーンナップを三者凡退に打ち取った。
五回表、この回先頭の矢野が四球で出塁。しかし藤本はセカンドゴロ併殺打。ダーウィンがそのまま打席に入りフルスウィングを見せるも三振に倒れ、結局三人で攻撃を終了した。
五回裏、リグスキャッチャーファウルフライに打ち取った後、城石にセンター前ヒットされた後、小野に2打席連続のホームランをレフトスタンドへ打たれる。川島は打つ気なしの三振で二死としたが、青木に四球を与えてしまう。宮本はショート深いところへのゴロが内野安打となって二死一・二塁となるが、続く岩村をサードファウルフライに打ち取り二者残塁。
六回表、赤星はショートへのフライの後、鳥谷は左中間へヒット、好走塁を見せツーベースとなる。シーツ四球で一死一・二塁、ここでヤクルトは伊藤コーチがマウンドへ。しかし金本はフルカウントから打ち上げてファーストフライ、今岡はサードゴロに倒れ、追加点はならなかった。
六回裏、ダーウィンが続投。ラミレスセンターフライ、宮出ライトフライ、リグスセンターフライで三者凡退に打ち取った。

七回表、先発・川島に代わり二番手・河端が登板。桧山の当たり損ねのピッチャーゴロは内野安打となり無死一塁。矢野はいい当たりもレフトライナー。藤本は高いバウンドのショートゴロでこの間に桧山は二塁へ進塁し二死二塁。ダーウィンに代打・スペンサーが送られ、制球の定まらない河端から四球を選び一・二塁とする。赤星が最後は右手一本で、ライト前へタイムリーをはなち二塁走者が生還、1点を返す。なおも二死一・二塁だったが鳥谷は三振に倒れた。
七回裏、マウンドは三番手・太陽。キャッチャーは狩野、ライトは濱中に。城石のライトへの打球は濱中捕れず、逸らす間に打者走者は三塁へ進み記録は濱中のエラー。小野ショートゴロの間に三塁走者が還りヤクルトが1点を追加。小野はこの試合5打点目。さらにこの日一軍登録された代打・畠山にレフトスタンドへプロ入り初ホームランを豪快に叩き込まれた。その後、青木はショートゴロ、宮本は三振に打ち取った。
八回表、マウンドは花田。シーツ、金本、今岡のクリーンナップで三者凡退。
八回裏、岩村にレフトへワンバウンドしてフェンスに到達するツーベースを打たれる。岩村はこれでこの試合猛打賞。ラミレスはサードゴロの後、宮出のセンターフライでタッチアップし走者は三塁へ進み二死三塁となるが、リグスをライトフライに打ち取った。
九回表、マウンドは高井。この回先頭の濱中がバットを折りながらセンター前ヒットで出塁。しかし狩野はスイングをとられ三振、代打・関本はセンターフライで二死となる。代打・浅井がセンターフライに倒れ試合終了。

阪神先発・下柳は今季最短の1回1/3・7失点で降板。二番手のダーウィンは小野に2本のホームランを浴びたものの、4回2/3を投げ2度三者凡退に打ち取るなど、今後に期待をもたせる投球内容だった。
なお、2位・中日は横浜に敗れたため、ゲーム差は3.0のまま。

(注目選手)

  • なし

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 鳥谷
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 桧山
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 下柳

ヤクルト

  • 1
  • 青木
  • 2
  • 宮本
  • 3
  • 岩村
  • 4
  • ラミレス
  • 5
  • 宮出
  • 6
  • リグス
  • 7
  • 城石
  • 8
  • 小野
  • 9
  • 川島

審判団

  • 本塁:小林
  • 一塁:木内
  • 二塁:橘高
  • 三塁:渡田