2005年8月11日 中日ドラゴンズ vs. 阪神タイガース 15回戦

  • 阪神タイガース 成績 60勝41敗4分(対中日 8勝7敗0分)
  • ナゴヤドーム 18時00分開始 試合時間:3時間14分 観客数:38200人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 0 0 0 1 4 0 1 2 0 8 17 0
中日 0 2 0 1 0 0 0 1 0 4 10 0
  • (勝)安藤 6勝5敗0S (S)
  • (登板投手:安藤−ウィリアムス−藤川−久保田)
  • (負)川上 10勝4敗0S
  • (登板投手:川上−チェン−遠藤)
  • (本)金本 25号(ソロ=川上)、T・ウッズ 30号(ソロ=安藤)、金本 26号(ソロ=川上)

(試合内容)

中日は自身4連勝中の川上が中5日で先発。

一回表、先頭の赤星がセンター前ヒットで出るが、鳥谷は併殺打に倒れ、シーツは三球三振。結局三人で攻撃を終了した。
一回裏、一死から井端にライト前ヒットされるが、立浪をファーストゴロ併殺に打ち取った。
二回表、一死から今岡が四球で出るも後続なし。
二回裏、この回先頭のT・ウッズを死球で出すと、福留にライト前ヒットされ無死一・二塁のピンチ。アレックスにセンター前へタイムリーを打たれ中日に先制を許す。さらに無死一・三塁から森野のセカンドゴロ併殺の間にもう1点を追加され、この回2点をとられた。
三回表、藤本が粘って一二塁間を抜くヒットで出塁。安藤の送りバントは川上がナイスフィールディング、捕球後セカンドへ送球しアウトとなり、ランナー入れ替わり一死一塁。赤星の三遊間抜けるかと思った当たりは立浪が飛びつき止めてセカンドへ送球し二死一塁。鳥谷は打ち上げレフトファウルフライで3アウト。無死の走者を出しながら、セカンドへ進めることもできなかった。
三回裏、二死から井端に一二塁間を抜くライト前ヒットを打たれるも、立浪をレフトフライに打ち取った。

四回表、シーツ倒れて一死の後、金本がフルカウントから最後は右手一本でライトスタンドへ、25号ソロホームランをはなち1点を返す。続く今岡がライト線に落ちるヒットで出ると、桧山もセンター前ヒットをはなち一死一・二塁のチャンスをつかむ。矢野粘るもセンターフライで二死となった後、藤本がライト前ヒットをはなつが、福留が前に守っていたこともあり走者自重し二死満塁となる。つづく安藤は三振に倒れ、三者残塁で得点ならず。
四回裏、この回先頭のウッズにセンターバックスクリーンへホームランを打たれ1点を失う。しかしその後は福留、アレックス、森野を打ち取った。
五回表、赤星の一二塁間への当たりは荒木がうまく止めて一塁へ送球するも、赤星の足が勝りセカンド内野安打となる。鳥谷はレフトフライで一死となるが、シーツがセンター前ヒットでつなぐと、金本が左中間フェンスダイレクトのツーベースヒットをはなち1点を返す。なおも一死二・三塁のチャンスで、今岡はフルカウントから内角高めのボール気味の球を強引にレフト前に弾き返し、2点タイムリーヒットで逆転に成功する。桧山の一二塁間への当たりは荒木がナイスプレー、セカンドへ送球し二塁封殺。続く矢野が左中間に落ちるセンター前ヒットで二死一・二塁とすると、藤本が三遊間を破るレフト前タイムリーをはなち、さらに1点を追加。この回4得点で5−3と阪神が逆転に成功した。
五回裏、谷繁、川上、荒木を三者凡退に打ち取った。

六回表、この回先頭の赤星は粘ったが痛烈なセカンドライナー。鳥谷、シーツと打ち取られ三者凡退に終わった。
六回裏、鳥谷のナイスプレーもあり、井端、立浪、ウッズを三者凡退に打ち取った。
七回表、この回先頭の金本が、ライトスタンドの5階席まで届く特大のホームランを放り込み1点を追加。
七回裏、マウンドはウィリアムス。福留の三遊間への当たりは鳥谷がナイスプレーでショートゴロ、アレックスは簡単にサードゴロに打ち取り二死とする。森野の代打・大西は三塁方向へのゴロを、ウィリアムスが捕球し一塁へ送球するも間に合わず内野安打となる。しかし谷繁をショートゴロに打ち取った。
八回表、マウンドはチェン。藤本の代打・スペンサーが三振に倒れたあと、ウィリアムスの代打・関本がライト前ヒット、赤星が三遊間を破るレフト前ヒットで一死一・二塁のチャンスをつかむ。鳥谷ショートフライで二死となるが、シーツが粘ってセンターフェンスダイレクトのダメ押しのタイムリーツーベースをはなち、2点を追加した。
八回裏、マウンドは藤川。一死から荒木のライトへの打球、この回からライトの守備に入った中村豊が追いつきつつも捕り損ね、打球を左腕に当ててツーベースヒットにしてしまう。井端初球打ちのショートゴロで走者は三塁に進み二死三塁とされ、立浪の三遊間をやぶるレフト前タイムリーで1点をとられる。さらにウッズには止めたバットでライト前ヒットを打たれ二死一・二塁とされるが福留をファーストゴロに打ち取った。
九回表、マウンドは今日1軍登録されたばかりの遠藤。今岡倒れたあと、藤川の代打・濱中がライト前ヒットで出塁。矢野のセカンドゴロで走者が二塁へ進んだが、中村豊は三振に倒れた。
九回裏、マウンドは久保田。初球を打ち上げたアレックスの打球は、この回からサードの守備についた秀太が捕って一死。代打・井上はセカンドゴロで二死。谷繁に三遊間を抜くヒットを打たれるが、渡邉を三振に打ち取りゲームセット。

阪神は対中日戦3カード連続勝ち越しで、ゲーム差を2.5に広げた。
また、J・F・K(J・ウィリアムス、藤川、久保田)が登板した試合は20連勝となった。
なお、金本はこの試合で史上7人目となる1000試合連続出場を達成した。

(注目選手)

  • 金本 知憲:2本のホームランとタイムリーツーベース
  • 今岡 誠:得意な内角高めのボール球を打ち返して逆転2点タイムリー

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 鳥谷
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 桧山
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 安藤

中日

  • 1
  • 荒木
  • 2
  • 井端
  • 3
  • 立浪
  • 4
  • T・ウッズ
  • 5
  • 福留
  • 6
  • アレックス
  • 7
  • 森野
  • 8
  • 谷繁
  • 9
  • 川上

審判団

  • 本塁:渡真利
  • 一塁:渡田
  • 二塁:杉永
  • 三塁:真鍋