阪神タイガース 試合結果

• （勝）デイビー 4勝3敗0S　（Ｓ）ベイル 2勝0敗13S
• （登板投手：デイビー−横山−永川−ベイル）
• （負）杉山 5勝5敗0S
• （登板投手：杉山−江草−橋本）
• （本）新井 31号（ソロ=杉山）

（試合内容）

一回表、先頭の緒方に左中間を破るツーベースヒットを打たれ、東出送りバントで一死三塁のピンチとなる。嶋のセカンドゴロを藤本が後ろへこぼすが、三塁走者はそのままで一塁アウト。そしてラロッカをファーストファウルフライに打ち取り、無失点で切り抜ける。
一回裏、一死から鳥谷が左中間を破るツーベースヒットで出塁。シーツがサードゴロに倒れた後、金本の３球目にパスボールがあり、鳥谷が三進。金本ストレートの四球で二死一・三塁となるが、今岡はセンターフライに倒れる。
二回表、先頭の前田にライト前ヒットを打たれるが、新井ショートゴロ、栗原サードゴロ併殺で、結局３人で打ち取る。
二回裏、先頭の桧山がセンター前ヒットで出塁するが後続なし。
三回裏、先頭の赤星がバントヒットで出塁し、鳥谷の４球目に二塁盗塁成功。鳥谷のセンターフライで二塁走者・赤星がタッチアップで三進し、一死三塁とする。シーツピッチャーゴロの後、金本がレフト前タイムリーヒットをはなって、阪神が先制点を奪う。

四回表、体調不良を訴えていた今岡に代わって片岡が三塁のポジションについた。
先頭の東出に詰まりながらもセンター前に運ばれ、嶋ライト前ヒットで無死一・三塁のピンチとなる。ラロッカはファーストファウルフライに打ち取るが、前田の初球にワイルドピッチがあり一塁走者が二塁へ進み一死二・三塁となった後、前田に三遊間を破るレフト前タイムリーを浴び、２人の走者が還って逆転を許す。
五回表、先頭の石原にレフト前ヒットを打たれるが、デイビーの送りバントは杉山の判断が良く二塁封殺。そして緒方、東出を連続三振に打ち取る。
五回裏、二死から鳥谷が三塁手・新井のエラーで出塁するが、シーツはセンターフライに倒れる。
六回表、二死から前田に一二塁間を破るライト前ヒットを打たれるが、新井の初球に二塁盗塁を試みた前田を矢野が刺してチェンジ。

七回表、先頭の新井にソロホームランを浴びてしまう。一死をとった後、石原に四球を出し、デイビーの代打・末永はファーストゴロに打ち取るも一塁のみアウトで二死二塁となるが、緒方はレフトフライに打ち取る。
七回裏、マウンドは二番手・横山。三者凡退に打ち取られる。
八回表、マウンドは二番手・江草。一死から東出のセンターに抜けそうな当たりを藤本がよく追いつき一塁へ送球するも、やや本塁寄りにそれたためセーフ（記録はセカンドのエラー）。ラロッカのショートゴロは一塁のみアウトで、二死二塁となるが、前田はファーストゴロに打ち取り得点許さず。 八回裏、マウンドは三番手・永川。先頭の赤星が三遊間を破るレフト前ヒットで出塁。鳥谷はセカンドゴロだったが、スタートを切っていた赤星が二塁に残る。シーツが三振に倒れたところで、広島は投手を永川からベイルに交代。金本三振で得点ならず。
九回表、マウンドは三番手・橋本。新井を三振に打ち取った後、栗原にソロホームランを浴びてしまい、点差が３点に広がる。
九回裏、先頭の片岡の代打・スペンサーがレスト線へヒットをはなって出塁。桧山の代打・関本三振のあと、矢野が打ち上げたセカンド後方へのフライを二塁手・山崎が捕れずヒットとなって一死一・二塁のチャンスをつかむ。しかし、藤本の代打・中村豊はファーストファウルフライ、橋本の代打・浅井はショートゴロに倒れて試合終了。

阪神は先制したものの、四回から七回まで三者凡退に打ち取られるなど、広島投手陣にかわされた。
この日、２位・中日が勝利したため、ゲーム差が１．５に縮まった。

（注目選手）

• なし