阪神タイガース 試合結果

• （勝）下柳 10勝1敗0S　（Ｓ）
• （登板投手：下柳−桟原−能見）
• （負）黒田 9勝7敗0S
• （登板投手：黒田−広池−田中−梅津）
• （本）栗原 3号（ソロ=下柳）、シーツ 14号（2ラン=田中）

（試合内容）

一回表、先頭の緒方にレフト前ヒット、山崎送りバントで一死二塁となるが、嶋、ラロッカを打ち取る。
一回裏、一死から鳥谷はショートゴロだったが、遊撃手・山崎が捕球するも、ボールが手につかず送球できず。記録はショート内野安打となる。シーツセンター前ヒット、金本四球で満塁のチャンスをつかむと、今岡のボテボテのショートゴロの間に１点を先制。続く桧山が三遊間を破るレフト前タイムリーヒットをはなち二者が生還し、この回３点を先制する。
二回表、２個の三振を奪い三者凡退に打ち取る。
二回裏、この回先頭の藤本がセンター前ヒットで出ると下柳が送り一死二塁とする。赤星がレフト前ヒットで続いて一死一・三塁にすると、鳥谷がセンターへ犠牲フライをはなち、三塁走者の藤本が生還して１点追加。一塁走者・赤星もタッチアップで二進。続くシーツがセンター前へタイムリーをはなち、さらに１点を追加する。
三回表、この回先頭の石原にライト前ヒットを打たれる。５点ビハインドにもかかわらず黒田が送り一死二塁となるが、後続を断った。
三回裏、今岡がレフト前ヒットで出るも、桧山、矢野が倒れ二死となる。藤本がセンター前ヒットを打ち二死一・二塁のチャンスとするが、下柳三振で追加点はならず。
四回表、この回先頭の嶋を四球で歩かせるが後続を断った。
四回裏、二死からシーツ、金本が連続ヒットで一・三塁のチャンスをつくると、今岡がレフトフェンスダイレクトのタイムリーツーベースをはなち、２点を追加する。

五回表、栗原にライトスタンドへソロホームランを打たれるも、その１点のみに抑える。
五回裏、マウンドは二番手の広池。一死から藤本が四球で出ると下柳が送り、チャンスをつくる。赤星がセンターへタイムリーをはなち１点を追加。続く鳥谷がセンター前ヒットでつなぐと、シーツがライトへタイムリーをはなち更に１点を追加する。
六回表、わずか５球で三者凡退に打ち取る。
六回裏、三者凡退。
七回表、マウンドは二番手・桟原。この回先頭の前田に四球を出すと、続く新井にも四球を出し無死一・二塁とするが、栗原、石原、代打・森笠を打ち取り、得点は許さなかった。
七回裏、マウンドはルーキーの田中。二死から赤星がセンター前ヒットで出ると、鳥谷がレフトへフェンスダイレクトのツーベースをはなち１点を追加。続くシーツがレフトスタンドへこの日５本目の安打となるホームランをはなちさらに２点を追加する。
八回表、この回先頭の緒方を四球で出すと、代打・東出にも四球を出し、無死一・二塁となる。嶋、ラロッカを打ち取り二死とするが、前田のショート正面の強い当たりを鳥谷がはじき、センター前へ抜けるヒットとなり１点を失う。なおも二死一・二塁だったが、新井を空振三振に打ち取った。
八回裏、マウンドは梅津。今岡ストレートの四球の後、桟原の代打・片岡がライト前ヒットで出ると、矢野の代打・関本がライト前へタイムリーをはなち１点を追加する。なおも無死一・三塁だったが、藤本、途中出場の中村豊の代打・濱中、赤星が倒れた。
九回表、マウンドは能見、マスクは野口、ライトは濱中、サードは関本に代わった。栗原の右中間への打球は赤星が捕球しセンターフライ。石原サードゴロで二死とし、最後の打者・末永を三振に打ち取り、きっちり三者凡退で試合終了。

先発・下柳は６回を投げ６６球、被安打３、自責点１で、２００３年以来自身３度目の２桁勝利でハーラーダービートップタイとなった。
チームは１９安打１３得点と７月１５日（広島戦）以来の二桁得点をあげた。

（注目選手）

• シーツ：５打数５安打４打点の活躍
• 下柳 剛：６回６６球で被安打３、自責点１で１０勝目