阪神タイガース 試合結果

• （勝）三浦 5勝7敗0S　（Ｓ）
• （登板投手：三浦−加藤−ホルツ−木塚−クルーン）
• （負）福原 5勝12敗0S
• （登板投手：福原−橋本−桟原）
• （本）小池 13号（2ラン=福原）

（試合内容）

一回表、横浜の先発・三浦の制球が定まらず、１つの死球、２つの四球で二死満塁のチャンスをつかむが、スペンサーが三振に倒れ得点ならず。
一回裏、先頭の石井にライト線へツーベースヒットを打たれると、小池に先制の２ランホームランを浴びてしまう。
二回表、先頭の矢野がセンター前ヒットで出塁。藤本セカンドゴロで二塁封殺後、福原が送りバントを決めて二死二塁とするが、赤星はサードライナーに倒れ得点ならず。
三回表、一死からシーツがヒットで出るも、金本と今岡が連続三振。
三回裏、一死から石井にツーベースを打たれ、ワイルドピッチで三塁へ進塁される。小池にライトへ大きなフライを打たれ、これが犠飛となって横浜が１点を追加する。
四回表、二死から藤本が右中間を破るツーベースヒットを打つも、福原三振で得点ならず。
四回裏、先頭の佐伯にライト前ヒットを打たれるも、多村三振、二盗を試みた佐伯を矢野が刺して三振ゲッツー。種田キャッチャーファウルフライで、結局３人で打ち取った。

五回表、先頭の赤星がセンター前ヒットで出塁。鳥谷、シーツ倒れ二死となるが、金本の打席で赤星が二塁盗塁に成功。さらに相川のセカンドへの悪送球の間に三塁まで進み二死三塁とするが、金本がセカンドゴロに倒れ得点ならず。
五回裏、先頭の村田に四球、相川が送りバントを決め一死二塁。三浦を三振にとった後、石井にも四球を出し二死一・二塁となるが、小池はショートゴロに打ち取った。
六回表、この試合初めて三者凡退に打ち取られる。
六回裏、先頭の金城にレフト前ヒットを打たれるが、後続を断った。
七回表、一死後、福原に代打・片岡が送られるが三振。赤星が打席に入る直前、内野に大きなバッタが出現。石井がボールボーイに渡してゲーム再開。赤星セカンドゴロで三者凡退。
七回裏、マウンドは二番手・橋本。先頭の村田にセンター前ヒットを打たれ、相川センターフライの後、三浦に送りバントを決められ二死二塁となる。石井の初球にワイルドピッチがあり、二塁走者・村田に三塁へ進まれ、石井には敬遠気味のストレートの四球を与えて二死一・三塁に。小池の３球目に一塁走者・石井が二塁盗塁成功。結局、小池にフルカウントから四球を与えて一死満塁となる。そして金城にライトオーバーの走者一掃タイムリーツーベースヒットを浴び、横浜に大きな３点が入る。

八回表、一死から、シーツ、金本、今岡の３連打で一死満塁とする。スペンサーはファーストファウルフライに倒れるが、矢野のピッチャーゴロを三浦がはじき、内野安打となって阪神にようやく１点が入る。藤本の代打・桧山は外の変化球をひっかけてセカンドゴロに倒れ三者残塁。
八回裏、マウンドは三番手・桟原。先頭の多村に初球を叩かれ、あわやホームランという左中間フェンス最上部を直撃するツーベースヒットを打たれるが、後続は断った。
九回表、マウンドは二番手・加藤。桟原の代打・濱中が三遊間を破るレフト前ヒットで出塁。ここで横浜は投手を加藤からサウスポーのホルツへ交代。赤星の３球目にワイルドピッチがあり、キャッチャー相川がボールを見失う間に、一塁走者・濱中は一気に三塁を陥れる。赤星はレフト前ヒットをはなち、打球を素早くすくい上げたレフト南から本塁へ好返球でクロスプレーとなるがセーフの判定で１点が入る。
鳥谷ファーストゴロで一塁走者・赤星は二塁へ進み一死二塁に。ここで横浜は投手をホルツから木塚に交代。シーツのファーストゴロで二塁走者・赤星が三塁へ進み二死三塁に。ここで横浜は守護神・クルーンを投入。金本は１６０キロのストレートを２回ファウル（うち１回は万永がファウルゾーンで落球）するなど粘り、１５８キロのストレートは弾き返して、三遊間を破るレフト前タイムリーヒットをはなつ。しかし、今岡ショートゴロで試合終了。

阪神は横浜・三浦の前に８回１得点に抑えられ、通算３０敗目。
なお、２位・中日も敗れたため、ゲーム差は３．０のまま。
また、横浜・石井が第１打席でツーベースヒットをはなって、史上４３人目となる通算３００二塁打を達成した。

（注目選手）

• 金本 知憲：１５８キロのストレートを弾き返すタイムリーヒット