2005年7月31日 阪神タイガース vs. ヤクルトスワローズ 14回戦

  • 阪神タイガース 成績 56勝37敗4分(対ヤクルト 7勝7敗0分)
  • 阪神甲子園球場 18時00分開始 試合時間:2時間57分 観客数:47298人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
ヤクルト 0 0 0 0 0 0 1 0 1 2 8 0
阪神 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 3 0
  • (勝)五十嵐 2勝1敗4S (S)石井 2勝2敗22S
  • (登板投手:藤井−五十嵐−石井)
  • (負)藤川 4勝1敗0S
  • (登板投手:杉山−ウィリアムス−藤川)
  • (本)スペンサー 7号(ソロ=藤井)、リグス 2号(ソロ=藤川)

(試合内容)

ヤクルトの先発は、この試合を迎える時点でセ・リーグ防御率トップの藤井。

一回表、先頭の青木に三遊間を破るレフト前ヒットを打たれた後、宮本にセンターへ大きな当たりを打たれるが赤星がフェンス手前でキャッチ。そして、岩村にセンター前ヒットを打たれ、赤星が捕球にもたついている間に一塁走者・青木は三塁へ進み、一死一・三塁のピンチを招く。しかし、ラミレスは浅いライトフライ、宮出三振でピンチを脱出した。
四回表、二回、三回と三者凡退に抑えていた杉山だったが、この回先頭の岩村にセンター前ヒットを打たれる。ラミレスをレフトフライに打ち取った後、宮出に四球を与えて一死一・二塁のピンチを迎えるが、後続を断って得点許さず。
五回表、先頭の土橋に右中間を破るツーベースヒットを打たれる。つづく藤井は送りバントをするが、杉山がすばやく処理して三塁へ送球し、二塁走者・土橋を二三塁間で挟殺。そして青木をセカンドゴロ併殺に打ち取り得点許さず。
五回裏、四回まで藤井の前にパーフェクトに抑えられていたが、今岡、金本連続三振の後、スペンサーがセンター右へソロホームランをはなって、阪神が先制する。
七回表、先頭の宮出にセカンド内野安打で出塁を許す。リグスの送りバントは杉山の判断が良く二塁封殺とするが、古田にレフト前ヒットを打たれて一死一・二塁に。土橋は見逃し三振に打ち取るも、その間に各走者が進塁し、二死二・三塁となる。そして藤井の代打・ユウイチにセンター前に運ばれ、三塁走者がホームインし同点、二塁走者もホームに還ろうとしたが、センター赤星からの送球がよくタッチアウト。なんとか同点どまりに踏ん張った。
七回裏、マウンドは二番手・五十嵐。先頭の鳥谷がセンター前ヒットで出塁。シーツ三振、金本ショートフライの後、今岡の初球にワイルドピッチがあり、一塁走者・鳥谷が二塁へ。今岡ストレートの四球で二死一・二塁となり、今日ホームランを打っているスペンサーを迎えるが、見逃しの三球三振に倒れ勝ち越せず。
八回表、マウンドは7月20日以来の登板となるウィリアムス。一番からの打順を三者凡退に打ち取る。
八回裏、先頭の矢野がライト前ヒットで出塁。関本が送りバントを決めて一死二塁と勝ち越しのチャンスを作る。ウィリアムスの代打・桧山は三振。赤星四球で二死一・二塁となるが、鳥谷はファーストゴロに倒れる。
九回表、マウンドは三番手・藤川。二死からリグスにまさかの勝ち越し弾を浴びてしまう。
九回裏、マウンドはヤクルトの守護神・石井。先頭のシーツが四球で出塁するが、金本三振、今岡ライトフライ、スペンサーセカンドゴロでゲームセット。

阪神は約2ヶ月ぶりの連敗で、15カードぶりに負け越し。
リグスに痛恨の一発を浴びた藤川に今季初黒星がついた。
またこの日、2位・中日が勝ったため、ゲーム差が3.0に縮まった。

(注目選手)

先発オーダー

ヤクルト

  • 1
  • 青木
  • 2
  • 宮本
  • 3
  • 岩村
  • 4
  • ラミレス
  • 5
  • 宮出
  • 6
  • リグス
  • 7
  • 古田
  • 8
  • 土橋
  • 9
  • 藤井

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 鳥谷
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • スペンサー
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 関本
  • 9
  • 杉山

審判団

  • 本塁:橘高
  • 一塁:井野
  • 二塁:吉本
  • 三塁:笠原