2005年7月30日 阪神タイガース vs. ヤクルトスワローズ 13回戦

  • 阪神タイガース 成績 56勝36敗4分(対ヤクルト 7勝6敗0分)
  • 阪神甲子園球場 18時00分開始 試合時間:3時間12分 観客数:47306人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
ヤクルト 2 0 0 3 0 1 0 3 4 13 22 0
阪神 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 2
  • (勝)館山 7勝3敗0S (S)
  • (登板投手:館山)
  • (負)ブラウン 4勝1敗0S
  • (登板投手:ブラウン−江草−能見−桟原)
  • (本)岩村 17号(2ラン=ブラウン)、宮本 5号(3ラン=ブラウン)

(試合内容)

一回表、先頭の青木にレフト線へツーベースヒットを打たれる。宮本ショートゴロで二塁走者が三塁へ進んだ後、岩村にライトスタンドへ先制の2ランホームランを浴びる。ラミレスをセンターフライに打ち取った後、宮出に右中間を破るツーベースヒットを打たれて再びピンチとなるが、リグスはライトフライに打ち取り、2失点にとどめた。
一回裏、二死からシーツが三塁手・岩村を強襲するレフト前ヒットで出塁すると、金本もセンター前ヒットで続き二死一・二塁のチャンスをつくる。しかし、今岡センターライナーに倒れて得点ならず。
二回表、先頭の古田にいきなりレフト線へツーベースヒットを打たれた後、土橋の内野ゴロをブラウンがグラブに当てたもののどこにも投げられず、記録はピッチャー内野安打となって無死一・二塁のピンチとなる。送りバントの構えの館山に対してフルカウントにするが、スリーバントを失敗させてようやく1アウト。青木にセンターへ大きな当たりを打たれるが、フェンス手前で赤星がキャッチ。タッチアップで二塁走者・古田は三塁へ進み二死一・三塁となった後、宮本サードファウルフライで、なんとかこの回は無失点で切り抜けた。

二回裏、先頭の桧山がセンター前ヒットで出塁。矢野ショートフライに倒れた後、藤本がセンターへ抜けそうな当たりをはなつも、二塁手・土橋の好プレーに阻まれセカンド封殺。ブラウン三振に倒れて得点ならず。
三回表、先頭の岩村、ラミレスに連続ヒットを打たれて2イニング連続で無死一・二塁のピンチをまねくが、後続を断って得点許さず。
三回裏、一番・赤星からの攻撃は三者凡退。
四回表、先頭の土橋にヒット、館山に送りバントを決められ、青木に死球を与えて一死一・二塁となった後、宮本にカウント2−1と追い込みながらレフトへ3ランホームランを打たれてしまう。ここでブラウンはKO、二番手・江草に交代する。岩村のサードゴロを今岡がはじき(3試合連続のエラー)再び走者を塁に出してしまう。しかしラミレスを空振三振、宮出をセカンドゴロに打ち取った。
四回裏、金本見逃しの三球三振、今岡空振りの三球三振、桧山レフトフライで三者凡退。
五回表、この回先頭のリグスにレフト前ヒットを打たれる。しかし古田を三振、土橋をファーストゴロ、館山を三振に打ち取り追加点は許さなかった。
五回裏、この回先頭の矢野がセンター前ヒットで出塁。しかし藤本ショートゴロで二塁封殺、一死一塁となる。そして江草の代打・片岡ショートフライ、赤星センターフライで得点には至らなかった。

六回表、マウンドは三番手・能見。青木、宮本を打ち取り二死とするが、岩村に一塁線へツーベースを打たれると、ラミレスに三遊間へタイムリーをはなたれ1点を失う。
六回裏、二番・鳥谷からの攻撃は三者凡退。
七回表、二死から土橋に三遊間を抜くヒットを打たれるが館山を三振に打ち取った。
七回裏、今岡ライトフライ、桧山のセンターへ抜けるかと思った当たりは宮本好プレーでショートゴロ、矢野の一二塁間へのあたりはリグスの好プレーでファーストゴロとなり、結局この回も三者凡退となった。
八回表、矢野に代わり野口がマスクをかぶる。この回先頭の青木に三遊間へヒットされると、続く宮本にもレフト前ヒットされ無死一・二塁とし、岩村にショートの横を抜くタイムリーを打たれる。さらにラミレスにセンター前ヒットされ無死満塁。宮出の三遊間への打球は今岡届かずレフト前へ2点タイムリーヒット。ここで能見から桟原に投手交代。無死一・二塁から、リグス空振三振、古田空振三振、途中出場の城石空振り三振の三者連続空振り三振に打ち取った。
八回裏、藤本、途中出場の上坂、赤星で三者凡退。
九回表、この回先頭の館山を三振、青木をショートゴロに打ち取った後、宮本のサードゴロを今岡が後ろへ逸らしこの試合二つ目のエラー。宮本はセカンドまで進み二死二塁となる。次の岩村を四球で出してしまうと、ラミレスに一・二塁間へタイムリーツーベースを打たれる。さらに宮出に三遊間へこの試合チーム20本目のヒットを打たれ二者が生還。続くリグスの内野へのフライは、シーツ・藤本・桟原・今岡が追うも、その間にポトリと落ち内野安打となり二死一・三塁。古田にセンター前ヒットを打たれさらにヤクルトが1点を追加、13−0となる。城石をセカンドフライに打ち取り、ようやく九回の守りを終了する。
九回裏、2番・鳥谷からの攻撃だったが、ここも三者凡退であっけなく試合終了。

阪神は館山の前にわずか4安打で今季7度目の完封負け。
先発・ブラウンは4回もたずに5失点で降板。来日初黒星を喫した。
なお、ヤクルト・館山はプロ入り初完投を完封勝利で飾った。

(注目選手)

  • なし

先発オーダー

ヤクルト

  • 1
  • 青木
  • 2
  • 宮本
  • 3
  • 岩村
  • 4
  • ラミレス
  • 5
  • 宮出
  • 6
  • リグス
  • 7
  • 古田
  • 8
  • 土橋
  • 9
  • 館山

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 鳥谷
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 桧山
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • ブラウン

審判団

  • 本塁:森
  • 一塁:吉本
  • 二塁:笠原
  • 三塁:橘高