阪神タイガース 試合結果

• （勝）安藤 5勝5敗0S　（Ｓ）
• （登板投手：安藤）
• （負）マレン 5勝5敗0S
• （登板投手：マレン−シコースキー−内海−ミアディッチ−岡島）
• （本）矢野 11号（ソロ=マレン）、金本 23号（3ラン=マレン）、今岡 17号（ソロ=マレン）、十川孝 1号（ソロ=安藤）

（試合内容）

巨人は東京ドームで負けなしの５勝をあげているマレンが先発。
一回表、赤星の三塁への打球は小久保が横っ飛びで捕球し一死。鳥谷ショートゴロ、シーツショートゴロで簡単に三者凡退に打ち取られる。
一回裏、こちらも簡単に三者凡退に打ち取るいい立ち上がり。

二回表、この回先頭の金本がセンター前ヒットで出塁すると、今岡の２球目をキャッチャー阿部が後ろへ逸らした間に二塁へ進塁。そして今岡がセンターへのタイムリーヒットをはなち１点を先制する。しかし今岡は二塁を欲張りアウト。スペンサー三振で二死となるが、６月２６日に甲子園でもマレンからホームランを打っている矢野が、ライトスタンドへソロホームランをはなち１点を追加する。
さらに関本が三遊間を抜くヒットで出ると、安藤が一二塁間を抜くヒットでつなぎ、赤星が四球を選び二死満塁のチャンスとする。そして鳥谷がレフト前へタイムリーヒットをはなち更に１点を追加する。なおも二死満塁でシーツがセンター前へタイムリーをはなち２点を追加、５−０とする。
そして打者一巡でこの回２度目の打席となる金本がセンターへ３ランホームランをはなつと、続く今岡がレフトへソロホームランをはなち、先発マレンをＫＯ。二番手シコースキーがスペンサーに四球を出し再び走者を出すが、矢野が三振に倒れようやく攻撃を終える。この回９安打で一挙９得点をあげ、序盤で試合を決めた。

二回裏、先頭の小久保のセンターへ抜けそうな当たりは、関本がまわりこんで好捕しアウト。ローズ三振で二死となった後、清原にライト前ヒットを許すが、仁志は空振り三振に打ち取る。
三回裏、一死からシコースキーの代打・十川孝にライトスタンドへプロ入り初ホームランを許し１点を失う。鈴木三振で二死となった後、二岡のサードゴロを三塁手・今岡が後ろに弾いて、エラーでランナーが出るが、阿部は空振り三振に打ち取る。
四回表、マウンドは三番手・内海。先頭の鳥谷がライト前ヒットで出塁するが、シーツは三振。金本も三振に倒れ、二塁へ走っていた鳥谷も刺されて三振ゲッツーとなり、結局この回３人で攻撃終了。
四回裏、一死からローズにセンター前ヒットを許す。清原にレフトへ強烈なライナーを打たれるが、金本がフェンス手前でジャンピングキャッチする好プレーを見せアウト。つづく仁志のセンターへ抜けそうな当たりは、鳥谷がよく追いついて二塁を封殺。バックの好守備もあり、得点を許さず。
五回表、今岡、スペンサー連続三振の後、矢野が左中間を破るツーベースヒットで出塁するが、関本は三振に倒れる。
五回裏、二死から鈴木にヒットを許すが、二岡はライトフライに打ち取る。
六回表、マウンドは四番手・ミアディッチ。一死から赤星が四球で出塁し、盗塁を決めて一死二塁とするが、鳥谷、シーツは連続三振に倒れる。
八回裏からスペンサーに替わって濱中が今季初めてライトの守備につき、２度の守備機会を難なくこなした。

先発・安藤は、六回裏以降は全て三者凡退に打ち取り、９回を投げ１３７球４安打無四球１失点の好投でプロ入り初完投勝利。
ただし、チームは二回表に一挙９得点をあげたものの、三回表以降は２安打しかできず、毎回の１５三振を喫した。

（注目選手）

• 安藤 優也：４安打無四球１失点の好投でプロ入り初完投勝利
• 金本 知憲：ビッグイニングの口火を切るヒット＆トドメを刺す３ランホームラン
• 濱中 おさむ：今季初めてライトの守備について２つのフライを捕る