2005年7月19日 阪神タイガース vs. 横浜ベイスターズ 11回戦

  • 阪神タイガース 成績 53勝33敗4分(対横浜 7勝2敗2分)
  • 阪神甲子園球場 18時02分開始 試合時間:3時間59分 観客数:45474人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
横浜 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 6 0
阪神 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 7 2
  • (勝) (S)
  • (負)
  • (登板投手:井川−ウィリアムス−藤川−久保田)
  • (登板投手:三浦−川村−クルーン)
  • (本)

(試合内容)

一回表、二死から四球で走者を出すが、四番・佐伯を中途半端なバッティング、三ゴロに打ち取った。
二回表、二死から村田のセンター返しの打球が井川の足に当たったか、セカンド藤本がバックアップし、結局三者凡退。
二回裏、初回は三者凡退だったため四番からの攻撃。二死からスペンサーが四球で出るも、矢野がサードゴロに倒れる。

三回表、相川のセカンドゴロを藤本がはじき、エラーでノーアウトのランナーを出してしまう。しかし三浦のバントは矢野へのフライとなり、飛び出していたランナー相川も一塁へ帰塁できずダブルプレー。石井もセカンドゴロで、結局3人で打ち取った。
三回裏、一死から井川のショートへの打球を石井捕れず。記録は内野安打でこの試合、両チーム通じて初のヒット。しかし、赤星セカンドゴロ併殺で結局3人で攻撃終了。
四回表、一死から金城四球、佐伯センター前ヒットでピンチとなるが、種田のセカンドゴロを藤本がうまくさばいて併殺に打ち取った。
四回裏、二死から金本がヒットで出るも、今岡がレフトフライに倒れた。

五回表、村田レフト前ヒット、相川ライト前ヒットで一死一・二塁のピンチ。三浦が送りバントを決め、二死二・三塁とされるが、石井をピッチャーゴロに打ち取った。
六回表、先頭の小池にレフト前ヒット、金城ショートゴロで併殺と思われたが、二塁手・藤本から一塁への送球が暴投となり、バッターランナーの金城が二塁へ進む。佐伯ショートゴロの間に、金城が三進し、二死三塁となった後、種田の初球に井川がとんでもない高い球を投げてしまい、ワイルドピッチで横浜に1点を献上してしまう。種田四球の後、内川にセカンドの横を抜くヒットを打たれる。スペンサーがサードへ送球するも、これが逸れ、一塁走者・種田は一気に本塁をつくが、井川のバックアップが早く本塁で憤死させた。

六回裏、一死から赤星がサードの頭上を越えるレフト前ツーベースヒットで出塁。鳥谷の初球にワイルドピッチがあり赤星が三進し、鳥谷ストレートの四球で一死一・三塁のチャンスとなるが、シーツ見逃し三振、金本セカンドゴロで得点できず。
七回表、先頭の村田にツーベースヒットを打たれるが、相川、三浦を連続見逃し三振、石井をサードゴロに打ち取りピンチ脱出。
七回裏、今岡がレフト前ヒットで出塁。スペンサーは三球三振に倒れ、この判定に対しエキサイト。球審に暴言を吐いたとして退場処分を受けた。矢野の高いバウンドのショートゴロでセカンド封殺後、藤本がセンター前におちるポテンヒットでつなぎ、井川の代打・片岡が四球を選び二死満塁となる。そして、赤星押し出しの四球を選び同点となる。なおも満塁だったが、鳥谷はサードファウルフライに倒れ三者残塁。
しかし、この回ようやく同点に追いつき、試合は振り出しに戻った。
八回表、二番手でウィリアムスが登板。この回先頭の小池に四球を与えると金城が送りバント成功。佐伯にストレートの四球を与え一死一・二塁となるが、種田をファーストゴロに打ち取り二塁封殺で二死一・三塁。そして内川をサードゴロに打ち取り得点を許さず。

八回裏、この回先頭のシーツがショート石井の横を抜くヒットで出塁するが、金本キャッチャーファウルフライ、今岡サードゴロ併殺に倒れ、結局3人で攻撃終了。
九回表、三番手・藤川が登板。二死走者なしで、ここまで130球投げている三浦はそのまま打席に入り三振に倒れた。
九回裏、三者凡退に終わり、試合は延長戦に。

十回表、四番手・久保田が登板。三者連続三振に打ち取る。
十回裏、9回を141球を投げた三浦に替わり、二番手・川村が登板。試合途中から出場している中村豊が初球を打ってピッチャーゴロに倒れた後、赤星がショート内野安打で出塁すると、鳥谷の初球に二塁盗塁成功。鳥谷は敬遠気味の四球で歩いて一死一・二塁。シーツ空振り三振、金本はいい当たりもサードライナーに倒れサヨナラならず。
十一回表、一死から種田を四球で出すも、後続を断った。
十一回裏、今岡サードゴロの後、久保田がそのまま打席に入った。結局三者凡退。
十二回表、久保田3イニング目。相川、代打・鈴木尚、石井を三者連続三振に打ち取る。
十二回裏、マウンドは横浜の守護神・クルーン。藤本の当たりはショート石井が好プレーでショートゴロ。中村豊の代打・林がストレートの四球を選び、代走に上坂が送られる。赤星の打席ではクルーンが日本最速の161キロを記録(赤星はこれをファウル)。赤星は三振に倒れ二死。鳥谷はクルーンの160キロのボールをファウルするも、結局ピッチャーゴロに倒れ、十二回規定により引き分けとなった。
この日、2位・中日が勝って6連勝を飾り、阪神とのゲーム差は6.0に縮まった。

(注目選手)

  • 久保田 智之:3回を投げ2度三者連続三振に打ち取るなど無失点

先発オーダー

横浜

  • 1
  • 石井
  • 2
  • 小池
  • 3
  • 金城
  • 4
  • 佐伯
  • 5
  • 種田
  • 6
  • 内川
  • 7
  • 村田
  • 8
  • 相川
  • 9
  • 三浦

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 鳥谷
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • スペンサー
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 井川

審判団

  • 本塁:嶋田
  • 一塁:真鍋
  • 二塁:友寄
  • 三塁:渡田