2005年7月5日 阪神タイガース vs. ヤクルトスワローズ 7回戦

  • 阪神タイガース 成績 45勝30敗3分(対ヤクルト 3勝4敗0分)
  • 阪神甲子園球場 18時01分開始 試合時間:3時間7分 観客数:40540人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
ヤクルト 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 6 0
阪神 0 0 0 4 0 0 0 0 X 4 13 0
  • (勝)井川 8勝3敗0S (S)久保田 3勝2敗11S
  • (登板投手:井川−藤川−久保田)
  • (負)藤井 5勝6敗0S
  • (登板投手:藤井−花田−五十嵐−河端)
  • (本)今岡 15号(3ラン=藤井)、ラミレス 20号(ソロ=井川)

(試合内容)

首位攻防の第1戦は雨の中の試合開始となった。
一回表、先頭・青木を内野安打で出してしまうが、宮本をセカンドゴロ併殺にとり2アウト。岩本は初球ショートゴロで、結局ヤクルトの攻撃は3人で終了。
一回裏、一死から鳥谷がライト前ヒットで出るも、シーツがショートゴロ併殺に倒れる。
三回表にはこの回先頭の宮出にヒットされるも土橋を併殺に打ち取り、結局3人で打ち取る。
四回表、二死から岩村に四球を与えるが、ラミレスをショートゴロに打ち取る。
四回裏、赤星がショート内野安打で出塁すると、鳥谷は送りバント。一塁はきわどいタイミングだったがアウト。そして、シーツがセンター前へタイムリーをはなち、二塁から赤星が生還して阪神が1点を先制する。さらに金本が四球を選び出塁すると、今岡が22打席ぶりのヒットとなるレフトスタンドへの3ランホームランをはなつ。その後もスペンサー、矢野の連続ヒットで一・二塁とし、藤本凡退後、井川が一二塁間を破るヒットをはなつも、本塁に突入したスペンサーがアウトとなり、この回は4点どまり。
五回表、一死から、四回裏に本塁突入したスペンサーと衝突した古田に代打・小野が送られる。古田は足首を痛めた模様。
五回裏、赤星、鳥谷の連続ヒットで無死一・二塁のチャンスをつくるが、後続倒れ追加点はならず。
六回表、二死から青木にピッチャー内野安打、宮本にセンター前ヒットされて二死一・二塁となり、岩村にセンターへ抜けそうな当たりを打たれるが、ショート鳥谷がいいところに守っていたこともあり、ショートゴロに打ち取った。
六回裏、マウンドは三番手・五十嵐。一死から矢野がヒットで出塁するも後続なし。
七回表、ラミレスにセンターへソロホームランを打たれるも、その1点のみに抑える。
七回裏、先頭の赤星がセンター前ヒットで出塁。鳥谷三振に倒れるも赤星が二盗成功で一死二塁となる。しかし、シーツ三振、金本ショートライナーに倒れて得点ならず。
八回表、二番手に6月月間MVPを受賞した藤川が登板。2三振を奪い三者凡退に打ち取る。
八回裏、マウンドは河端。今岡ヒット、矢野ヒットで二死一・二塁とするが代打・濱中がセンターフライに倒れ、追加点はならず。
九回表、マウンドは守護神・久保田が登板、ライトに中村豊が入る。この回先頭の宮本にライト前ヒットを許すが、岩村の一二塁間を破りそうな当たりは藤本が横っ飛びキャッチで一塁アウト、ラミレス三振、鈴木健をレフトフライに打ち取り試合終了。
先発・井川はハーラートップに並ぶ8勝目。阪神の貯金は今季最多の15、2位とのゲーム差は今季最大6.5に広がった。

(注目選手)

  • シーツ:先制タイムリー
  • 今岡 誠:22打席ぶりのヒットは3ランホームラン
  • 藤川 球児:月間MVP初受賞。打者3人対し2三振を奪う好投

先発オーダー

ヤクルト

  • 1
  • 青木
  • 2
  • 宮本
  • 3
  • 岩村
  • 4
  • ラミレス
  • 5
  • 鈴木健
  • 6
  • 古田
  • 7
  • 宮出
  • 8
  • 土橋
  • 9
  • 藤井

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 鳥谷
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • スペンサー
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 井川

審判団

  • 本塁:渡田
  • 一塁:土山
  • 二塁:橘高
  • 三塁:友寄