阪神タイガース 試合結果

• （勝）福原 5勝9敗0S　（Ｓ）久保田 3勝2敗12S
• （登板投手：福原−ウィリアムス−久保田）
• （負）川島 5勝7敗0S
• （登板投手：川島−山部−吉川−五十嵐）
• （本）金本 21号（ソロ=川島）

（試合内容）

前日の試合中、本塁クロスプレーでヤクルト・古田が足首を捻挫、腫れがひどいということで球場入りしていないとのこと。スタメンマスクは米野がかぶった。

一回表、福原は三者凡退に打ち取る上々の立ち上がり。
一回裏、一死から鳥谷がライト前ヒットで出塁、フルカウントからシーツ見逃し三振で、セカンドへ走っていた鳥谷もアウトとなり結局３人で攻撃終了。
二回表、一死から鈴木健、真中に連続ヒットを打たれピンチを迎えるが、城石、米野を打ち取り得点は許さなかった。
二回裏、一死から今岡がヒットで出るも、スペンサーがセカンドゴロ併殺打に倒れる。
三回表、川島の打球は藤本が追いつくも一塁セーフで内野安打。青木が送りバント成功で一死二塁。宮本のあたりは福原追いつけずセカンド内野安打となり、一死一・三塁のピンチ。岩村センターライナー、赤星が追いついてキャッチするも犠牲フライとなりヤクルトが１点を先制。

四回表、一死から真中にヒットを打たれるが、セカンドに走った真中を矢野が刺して二死。城石三振で結局３人で打ち取った。
四回裏、一死から鳥谷がショート内野安打で出塁。シーツがセンター前ヒットで一死一・二塁のチャンス。金本センターフライに倒れ二死。今岡の打席でパスボールがあり一・三塁、今岡は四球で二死満塁となる。スペンサーが押し出しの四球を選び、同点となる。なおも満塁が続くが矢野はピッチャーゴロに倒れこの回は同点どまり。
五回表、一死から川島にレフト線へツーベースヒットを打たれるが後続を打ち取った。
五回裏、この回先頭の藤本が一二塁間を抜くツーベースで出塁。福原が送りバントを決め一死三塁と勝ち越しのチャンスをつくる。しかし赤星ファーストゴロ、鳥谷レフトフライに倒れ、追加点はならず。
六回表、岩村にサード内野安打を打たれノーアウトのランナーを出してしまう。ラミレスキャッチャーファウルフライ、鈴木健センターフライで二死とするが、真中の打席のときに岩村が二塁盗塁に成功。しかし真中を空振三振に打ち取った。
六回裏、一死から金本がライトスタンドへ勝ち越しのホームランをはなつ。さらに今岡がセンター前ヒットで出塁するが、後続倒れ金本のホームランによる１点のみに終わった。
七回裏、この回先頭の福原に代打・桧山が送られセンター前ヒットで出塁。赤星が送り一死二塁。しかし鳥谷センターフライ、シーツセカンドゴロで追加点はならず。

八回表、マウンドはウィリアムス。青木、宮本、岩村を三者連続三振に打ち取った。
八回裏、ピッチャーは山部。この回先頭の金本がセンター前ヒットで出塁。ここでヤクルトは投手交代、吉川に。今岡ショートゴロでランナーが入れ替わるが、続くスペンサーがレフト線へツーベースをはなち、一死二・三塁のチャンスをつくる。矢野は三振に倒れ二死。ここで吉川から五十嵐に投手交代。藤本が四球を選び二死満塁とし、代打・片岡が送られるが厳しいボールで三振に倒れ三者残塁、追加点はならなかった。
九回表、１点差でマウンドは久保田。二死から真中にセンター前ヒットを打たれるが、代打・ユウイチを三振に打ち取りゲームセット。１点差ゲームをものにした。

この負けでヤクルトは３位転落。阪神の貯金は今季最多の１６、今シーズン４度目の４連勝で８カード連続の勝ち越しとなった。

（注目選手）

• 福原 忍：７回を投げ無四球、７奪三振、自責点１で５勝目
• 金本 知憲：勝ち越しの２１号ソロアーチ
• ウィリアムス：三者連続三振に打ち取るパーフェクトリリーフ