阪神タイガース 試合結果

• （勝）安藤 3勝4敗0S　（Ｓ）久保田 3勝2敗10S
• （登板投手：安藤−久保田）
• （負）秦 1勝1敗0S
• （登板投手：秦−セドリック−染田−龍太郎）
• （本）矢野 10号（2ラン=秦）、村田 14号（ソロ=安藤）、シーツ 9号（ソロ=秦）、古木 2号（2ラン=安藤）

（試合内容）

横浜は吉見の先発が予想されたが、右脇腹挫傷のため２日付けで登録抹消されたことから、秦が先発。
阪神は登録抹消後、初登板となる安藤が先発。

一回表、赤星がショート内野安打で出塁するが、鳥谷セカンドゴロ併殺、シーツ見逃し三振で結局３人で攻撃終了。
一回裏、２つの四球を与えるなどして、二死一・三塁のピンチを招くが、種田をサードゴロに打ち取り得点許さず。
二回表、先頭の金本が四球で出塁。今岡、桧山が倒れた後、矢野のレフトスタンドに叩き込む２ランホームランで先制する。続く藤本がライト前ヒット、安藤もショートの頭上を越えるレフト前ヒットをはなって二死一・二塁のチャンスをつかむが、赤星はセカンドライナーに倒れる。
二回裏、一死から村田のバックスリーンへの当たりは、いったん二塁打の判定になるが、二塁審判・友寄がジャッジミスを認め、ホームランに判定が訂正され、横浜に１点を返される。
三回表、一死からシーツがレフトスタンドへソロホームランを叩き込み１点を追加する。
三回裏、石井のレフト線へのフライは金本がよく走ってナイスキャッチ、小池三振、金城ショートゴロで、この試合三者凡退に打ち取る。
四回表、横浜は二番手・セドリックが登板。三者凡退に打ち取られる。
五回表、一死から赤星が四球で出塁し、二盗に成功。そして鳥谷のファーストゴロでランナーが三塁に進むが、シーツがセンターフライに倒れ得点ならず。
六回表、二死から桧山に代打スペンサーが起用されるが、三振に倒れ三者凡退。
六回裏、この回から急に雨が降り出したが、安藤の調子は崩れることなく、この回も三者凡退に打ち取る。
七回表、先頭の矢野がストレートの四球で出塁。藤本が送りバントを空振りした際に、キャッチャー相川が一塁へ送球するが、これが悪送球になって、労せず矢野が二進。そしてヒッティングに切り替えた藤本がショートの頭上を越えるレフト前ヒットを放って、無死一・三塁とすると、安藤がそのまま打席に向かい、送りバントを決めて一塁ランナーが二塁へ進み、赤星四球で一死満塁の大チャンスとなる。そして鳥谷が一二塁間を破るライト前タイムリーヒットをはなって１点を追加する。さらなる追加点が期待されたが、シーツはサードゴロ併殺に倒れる。
八回表、二死からスペンサーがレフト前ヒットで出塁するが、矢野は三振に倒れる。
九回表、横浜は三番手にルーキー染田が登板。藤本がライト前ヒット、安藤が送りバント成功で一死二塁。赤星四球、鳥谷四球で一死満塁となり、染田から龍太郎に交代。シーツがセンター前へ２点タイムリーヒット。金本が一二塁間ヒットで再び満塁とするが、今岡ショートゴロ併殺打で３アウト。
九回裏、安藤は三回から八回までパーフェクトに抑え、この回を迎えるまで１安打（村田に打たれたホームラン）しか打たれていなかったが、先頭の石井にライト前ヒットを打たれ、代打・古木にレフトスタンドへ２ランホームランを打たれて３点差に詰め寄られる。さらに一死から佐伯にレフトへツーベースヒット、種田にレフト前ヒットを打たれ、一死一・三塁となったところで、安藤から久保田に交代。内川の打球は、スペンサーがよく追ってライトファウルゾーンでキャッチ。三塁走者は動かず、二死一・三塁に。そして村田をセカンドフライに打ち取り二者残塁で試合終了。
先発・安藤は９回につかまり惜しくも完投を逃したが３勝目。
阪神は７カード連続勝ち越しで、今季最多の貯金１４とした。

（注目選手）

• 安藤 優也：九回につかまるも八回まで１安打に抑える好投で３勝目
• 久保田 智之：１発出れば同点というピンチに登板し、見事な火消し
• シーツ：３点目のソロホームランと貴重な追加点となる２点タイムリー