2005年6月28日 広島東洋カープ vs. 阪神タイガース 7回戦

  • 阪神タイガース 成績 41勝29敗3分(対広島 5勝2敗0分)
  • 米子市民球場 18時22分開始 試合時間:4時間6分 観客数:14469人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 0 0 0 1 0 4 1 8 0 14 16 0
広島 0 1 0 0 0 2 1 0 0 4 13 0
  • (勝)井川 7勝3敗0S (S)
  • (登板投手:井川−藤川−ウィリアムス−桟原)
  • (負)永川 1勝4敗1S
  • (登板投手:黒田−永川−仁部−高橋−天野)
  • (本)金本 18号(ソロ=黒田)、新井 20号(2ラン=井川)

(試合内容)

阪神・井川、広島・黒田のエース同士の先発で始まったこの試合。
先制したのは広島カープ。初回は藤本の好守備もあり三者凡退に終わったが、二回裏、この回先頭の嶋にレフト線へツーベースヒットを打たれる。前田をセンターフライに打ち取った後、新井にヒットを打たれ一・三塁、今季初スタメンの栗原にセンター前へタイムリーを打たれ先制を許す。続く石原に四球を出し一死満塁のピンチが続くが、黒田、木村拓を打ち取り1点に抑えた。
四回表、この回先頭の金本が、レフトへソロホームランをはなち同点に追いつく。金本は史上4人目となる32球場でのホームランを記録。今岡倒れた後、桧山のピッチャー返しの打球が黒田の右手を直撃する。黒田はいったんベンチに下がるが、再びマウンドにあがった。
五回表も阪神打線は黒田の前に三者凡退に終わるが、五回裏、黒田の打席に代打・福井が送られる。福井はショートゴロに打ち取るが、木村拓に四球を出すと、緒方にヒットを打たれ、木村の好走塁もあり二死一・三塁のピンチを迎える。しかし嶋をセンターフライに打ち取り二者残塁、ピンチを切り抜けた。

六回表、マウンドは二番手・永川。一死からシーツが右中間へツーベースヒット、金本が四球を選ぶと、今岡がライト前ヒットで続き、一死満塁のチャンス。桧山粘って、押し出し四球を選び、阪神が1点を勝ち越す。
さらに矢野がレフト前へタイムリーをはなち1点を追加、3−1となったところで、永川が降板、仁部に交代。なおも満塁で、藤本の代打・濱中が一・二塁間へ2点タイムリーヒットをはなち5−1とリードを広げる。井川が送りバントを決め、二死二・三塁とするが、赤星レフトフライで二者残塁に終わる。

六回裏、この回からセカンドに関本が入る。前田の当たりは鳥谷よく追いつくも一塁セーフで内野安打となりノーアウトの走者が出てしまう。続く新井に6試合連続となるホームラン(史上13人目)をセンターへ放り込まれ、5−3とリードが縮まる。さらに栗原ピッチャー内野安打、石原を三振に打ち取るも、代打・広瀬にセンター前ヒットを打たれ一死一・二塁。ここで走者をふたり残して井川は降板、藤川に交代する。木村拓に初球を三遊間にヒットされ一死満塁の大ピンチとなる。しかし、代打・浅井は三振、緒方はライトフライに打ち取り、三者残塁。ピンチを切り抜けた。
七回表、マウンドは高橋。鳥谷がヒットで出塁、シーツ倒れた後、金本がライト前ヒットで一死一・二塁のチャンス。今岡四球で満塁。桧山がレフトへ犠牲フライをはなち貴重な1点を追加する。さらに矢野の4球目、ワイルドピッチで走者がそれぞれ進塁し二死二・三塁。矢野四球で再び満塁となるが、関本初球打ちはライトフライで三者残塁。
七回裏、二死から新井にレフト線へツーベースを打たれ、サイン違いのパスボールで走者は三塁へ。栗原に四球を出し、一・三塁となり、代打・野村がコールされる。
このとき、二塁塁審・谷がマウンドへ行き、藤川が一塁側へ歩いて行ったり、何やら時間がかかったが、結局、藤川からウィリアムスに交代し、ライトに中村豊が入る。代打・野村にレフト前へタイムリーヒットを打たれるも、代打・倉を打ち取りなんとか追加点を1点で防いだ。

八回表、天野、倉のバッテリーに交代。さきほどの回途中から守備に入った中村豊がレフト前ヒットで出塁。赤星が内野安打で続くと、鳥谷がすかさずライト前へタイムリーツーベースをはなち1点を追加。シーツ四球で無死満塁とすると、金本が右中間の前へポトリと落ちるタイムリーで更に1点を追加。今岡は三遊間へ2点タイムリーをはなち10−4。ウィリアムスの代打・片岡が四球を選び、再び無死満塁。矢野三振の後、関本がライトへ犠牲フライ、中村豊がレフト前タイムリー、赤星の代打・スペンサーにもライト線へタイムリーツーベースが出て、結局この回、一挙8得点をあげ、14−4とした。
八回裏、マウンドは江草。ライトの中村豊がセンターへまわり、代打のスペンサーがそのままライトの守備についた。内野安打と四球の走者を出すも、無失点で切り抜けた。
九回表、10点差ながらマウンドは佐々岡。シーツ、金本、今岡のクリーンナップが三者凡退に倒れる。
九回裏のマウンドは桟原。新井、栗原、末永を三者凡退に打ち取りゲームセット。

阪神は16安打の猛攻で14得点。この勝利で貯金は今季最多の12となり、この日は雨で試合中止だった2位・中日とのゲーム差は4.5に広がった。
ちなみに7勝目をあげた井川は、1999年5月19日のプロ入り初勝利も米子の対広島戦で記録している。
また、前日肺がんで逝去された「仏の吾郎ちゃん」こと遠井吾郎氏への手向けの勝利となった。

(注目選手)

  • 中村 豊:途中出場も、八回の猛攻の口火を切るヒット&タイムリーヒット
  • スペンサー:流れに乗り遅れず、代打で2点タイムリーヒット
  • 金本 知憲:史上4人目、32球場でのホームランを記録&猛打賞

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 鳥谷
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 桧山
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 井川

広島

  • 1
  • 木村拓
  • 2
  • 松本奉
  • 3
  • 緒方
  • 4
  • 5
  • 前田
  • 6
  • 新井
  • 7
  • 栗原
  • 8
  • 石原
  • 9
  • 黒田

審判団

  • 本塁:嶋田
  • 一塁:真鍋
  • 二塁:谷
  • 三塁:森