阪神タイガース 試合結果

• （勝）下柳 6勝0敗0S　（Ｓ）
• （登板投手：下柳−藤川−ウィリアムス−久保田）
• （負）紀藤 0勝1敗0S
• （登板投手：紀藤−玉木−吉田−一場）
• （本）

（試合内容）

一回表、二死からシーツが四球で出るも金本三振。
一回裏、先頭飯田にピッチャー返しのセンター前ヒットで出塁されるが、高須サードゴロ併殺、山崎のセンターへの低いライナー性の当たりは赤星の守備範囲。結局３人で打ち取る。
二回表、今岡がレフト前ヒットで出るも桧山セカンドゴロ併殺。濱中四球、矢野の一二塁間への当たりは高須のナイスプレーに阻まれる。
三回表、鳥谷三振の後、赤星がライト線へのスリーベースヒットをはなつと、藤本のセンターへの犠牲フライで阪神が先制。
三回裏、この回先頭の酒井がセンター前ヒットで出塁。川口の高いバウンドの一二塁間への当たりはシーツがうまく捕ってセカンド封殺。藤井ショートゴロで二死二塁。飯田の一二塁間への当たりを藤本が飛びつき止めるも内野安打で一三塁のピンチに。しかし高須をセカンドゴロに打ち取り、得点は許さなかった。
四回表、この回先頭の金本がセンターへツーベースヒット。今岡はキャッチャーゴロに倒れるが金本好走塁で三塁へ進塁。桧山がセンター前へタイムリーをはなち、阪神が１点を追加。
四回裏、サードゴロに打ち取ったロペスが、何やら下柳に対し怒るような素振りがあったが詳細は不明。ロペスも含め三者凡退に打ち取った。
五回表、二死から藤本がライトポール際へもうちょっとでホームランというファウルを飛ばすも、結局レフトライナーに倒れ三者凡退に終わる。
五回裏、吉岡のライトへの低いライナーは桧山が前進しナイスキャッチ。酒井ファーストファウルフライ、川口ボテボテのショートゴロで、この回も三者凡退に打ち取る。
六回表、二死から今岡がセンター前ヒットで出塁。桧山の打席でピッチャーのワンバウンド投球の際にセカンドへ走るも、キャッチャーにさされ盗塁死となる。
六回裏、この回先頭の藤井を四球で出すも、飯田ライトフライ、高須三振、山崎サードフライと後続を断った。
七回表、楽天の二番手・玉木の前に三者凡退。
七回裏、この回から藤川が登板。先頭ロペスは１５２キロのストレートで詰まらせてライトフライ。鷹野の三遊間を抜きそうな当たりは、鳥谷がダイビングキャッチし、すかさず一塁へ投げて２アウトに。吉岡にはセンター前ヒットを許すも、酒井の代打・トレーシーを空振り三振に打ち取った。
八回表、マウンドは吉田豊。鳥谷中飛。赤星は高いバウンドのピッチャーゴロ内野安打で出塁、藤本の送りバントは小飛球になり、サードファウルフライ。シーツの当たりはショート正面のゴロ、これをこの回からショートの守備についた斉藤がはじきエラーで二死一二塁。ここで金本がレフトオーバーの２点タイムリーツーベースをはなちリードを広げる。今岡のカウントが０−２となったところで、楽天ベンチは敬遠を選択。ここで今日タイムリーを打っている桧山に代打・スペンサーが起用されるも三振に倒れた。
八回裏、マウンドはウィリアムス。代打・大島見逃し三振、藤井ショートゴロ、飯田サードゴロの三者凡退に打ち取る。
九回表、楽天のマウンドは一場。濱中は遊撃手斉藤のグラブを弾くセンター前ヒット、矢野空振り三振の後、鳥谷四球で一死一・二塁となるが、赤星三振、藤本セカンドゴロで得点ならず。
九回裏、久保田が登板。高須のセンター前に落ちそうな打球は、赤星がダイビングキャッチ。山崎ショートゴロ内野安打のあと、ロペスのサードゴロを今岡が横っ飛びでつかみ二塁封殺。鷹野空振り三振でゲームセット。
下柳−藤川−ウィリアムス−久保田の必勝リレーで楽天を完封。
先発下柳は６回を投げ被安打３無失点の好投で負け無しの６勝目。阪神の貯金は今季最多の７となった。

（注目選手）

• 下柳 剛：６回無失点、負け無しの６勝目
• 金本 知憲：２本のツーベース、２打点