2005年5月14日 阪神タイガース vs. 東北楽天ゴールデンイーグルス 2回戦

  • 阪神タイガース 成績 20勝17敗1分(対楽天 2勝0敗0分)
  • 阪神甲子園球場 16時02分開始 試合時間:3時間15分 観客数:47267人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
楽天 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 4 2
阪神 0 0 2 1 0 0 2 0 X 5 9 0
  • (勝)下柳 4勝0敗0S (S)
  • (登板投手:下柳−藤川−橋本−久保田)
  • (負)ラス 0勝6敗0S
  • (登板投手:ラス−有銘−小山)
  • (本)高須 1号(ソロ=下柳)

(試合内容)

阪神は昨日の試合で受けた死球の影響で左肘関節打撲と診断されたスペンサーに代わり、浅井がプロ入り初めてライトスタメンで出場した。
一回表、先発下柳は高須にソロホームランを浴び楽天に先制を許す。
阪神は一回裏、二回裏と得点圏にランナーを置くも得点できなかった。
しかし三回裏、一死から関本がセンター前ヒットで出塁すると、シーツが左中間へツーベースをはなち、ランナー関本が激走を見せ、きわどいタイミングながらも、うまく回りこんでホームインし、同点とする。ホームへの送球の間にシーツは三進。続く金本四球のあと、今岡の当たりはライト線にポトリと落ちるタイムリーヒットとなり、逆転に成功する。
四回表、先頭の高須にセンター前ヒット、一死後、トレーシーにライト前ヒットを浴び一死一・二塁のピンチを招くが、川口を三振、酒井をショートゴロに打ち取り得点を許さず。
四回裏、先頭の鳥谷が四球で出塁、下柳バントの構えもなかなか決まらず、その間に鳥谷が二盗成功。下柳スリーバント成功で一死三塁とすると、赤星のセンターフライで、鳥谷がタッチアップ。きわどいタイミングだったがセーフとなり、この回ノーヒットで3点目をあげた。
七回表、下柳に代わり藤川が2番手として登板し、三者連続三振に斬ってとる。
七回裏、2番手有銘から先頭の赤星が四球を選ぶと、関本送りバント成功。シーツ低めの変化球を空振り三振後、金本のサードゴロを三塁手トレーシーがお手玉して一塁セーフ。記録はエラーで二死一・三塁。続く今岡四球で二死満塁となり、ここで代打で登場した濱中が、三遊間を破るレフト前タイムリーヒットをはなって2点を追加する。
八回表、3番手橋本が三者凡退に打ち取り、九回表、守護神・久保田が礒部にヒットを許すも、高須を併殺に打ち取り、ロペス三振で試合終了。
チームは3連勝で、今シーズン20勝目をあげた。
お立ち台には、阪神移籍後2回目・2003年4月20日の横浜戦(甲子園)以来となる下柳投手と、2003年5月27日の横浜戦(甲子園)以来となる濱中選手の2人が選ばれた。ちなみに下柳投手が1回目のお立ち台で一緒に並んだのも濱中選手だった。
また、この試合で金本知憲選手が通算1500試合出場を達成した。

(注目選手)

先発オーダー

楽天

  • 1
  • 礒部
  • 2
  • 高須
  • 3
  • ロペス
  • 4
  • トレーシー
  • 5
  • 川口
  • 6
  • 酒井
  • 7
  • 飯田
  • 8
  • 藤井
  • 9
  • ラス

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 浅井
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 鳥谷
  • 9
  • 下柳

審判団

  • 本塁:林
  • 一塁:友寄
  • 二塁:白井
  • 三塁:渡真利