2005年5月12日 千葉ロッテマリーンズ vs. 阪神タイガース 3回戦

  • 阪神タイガース 成績 18勝17敗1分(対ロッテ 1勝2敗0分)
  • 千葉マリンスタジアム 18時15分開始 試合時間:3時間2分 観客数:19483人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 2 0 0 0 0 0 0 0 1 3 10 0
ロッテ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 8 1
  • (勝) 井川 3勝2敗0S (S)
  • (登板投手:井川)
  • (負) 久保 2勝1敗0S
  • (登板投手:久保−高木−山崎)
  • (本)金本 7号(2ラン=久保)

(試合内容)

今日は打順を大きく変えた阪神スターティングメンバー。途中から雨の中での試合となった。

一回表、一死からサード今江のエラーでシーツが出るが濱中サードゴロで二塁封殺、ランナーが入れ替わる。二死一塁となり、四番・金本のライト方向への飛球は、ロッテ先発・久保のプロ入り初失点となる第7号2ランホームラン。この三連戦で初めて阪神が先制点をあげた。
一回裏、一死から堀、福浦が連続ヒットで出塁するが、ベニーをショート併殺打に打ち取り事なきを得た。二回裏には二死からサブローにヒットされるも、大塚を三振に打ち取る。
三回表、この回先頭の鳥谷がセンター前ヒットで出塁するも、後続なく追加点はならず。
四回表、金本がレフト前へツーベースヒットをはなつが、今岡ファーストファウルフライ、関本ライトフライ、スペンサーセンターフライで、ランナーはセカンド釘付けのまま残塁。三回に続きノーアウトで出たランナーを還すことが出来なかった。
四回裏、ベニーとフランコのヒットで二死一・二塁のピンチとなるがサブローをレフトフライに打ち取り0点に抑えた。
五回裏、一死からヒットで今江を出しワイルドピッチで二塁へ進まれるも後続をたち得点を許さなかった。
六回表、この回先頭の濱中がレフト線へツーベースをはなちチャンスを作る。金本内野安打で一・三塁とするが、今岡空振り三振、関本三振。そしてサードランナーが三本間に挟まれアウト、結局三振ゲッツーの形になり攻撃終了。ここもチャンスを生かすことは出来なかった。
八回表、一死から濱中が四球を選び出塁。ここでロッテは二番手・高木に投手交代。金本カウント0−3からサードファウルフライで、ロッテは高木から山崎健にスイッチ。今岡が四球を選ぶが関本が三振に倒れ、二者残塁となった。
八回裏、二死から内野安打で走者を出すも、福浦をサードフライに打ち取った。
九回表、この回先頭のスペンサーがヒットで出塁。野口はバントを試みるもカウント2−0となりヒッティングに出て、結局空振三振、ランナーを進められなかった。しかし、今日ここまで2安打の鳥谷の当たりは右中間フェンス直撃のタイムリーツーベース!貴重な追加点がようやく入った。
赤星倒れた後、シーツの一・二塁間抜くあたりで鳥谷はホームをつくが、これは本塁タッチアウト。追加点は1点のみで終わった。
3点リードで迎えた9回裏、先頭ベニーをヒットで出すも、後続を打ち取り試合終了。
井川は、9回を投げ126球、被安打8ながら、7つの三振を奪い、無四球で、好調ロッテ打線に得点を許さず、昨年10月4日の広島戦(ノーヒットノーラン)以来の完封勝利をあげた。
ロッテは今季初の完封負け。
また金本は30球場目でのホームランを達成。(現役最多)

(注目選手)

  • 井川 慶:昨年10月4日以来の完封勝利
  • 金本 知憲:先制2ラン含む猛打賞
  • 鳥谷 敬:貴重な追加点となるタイムリー含む猛打賞

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • シーツ
  • 3
  • DH
  • 濱中
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 関本
  • 7
  • スペンサー
  • 8
  • 野口
  • 9
  • 鳥谷
  • -
  • 井川

ロッテ

  • 1
  • 西岡
  • 2
  • 3
  • 福浦
  • 4
  • ベニー
  • 5
  • 里崎
  • 6
  • フランコ
  • 7
  • サブロー
  • 8
  • 大塚
  • 9
  • 今江
  • -
  • 久保

審判団

  • 本塁:津川
  • 一塁:柿木園
  • 二塁:丹波
  • 三塁:本田