2005年5月6日 北海道日本ハムファイターズ vs. 阪神タイガース 1回戦

  • 阪神タイガース 成績 16勝14敗1分(対日本ハム 1勝0敗0分)
  • 札幌ドーム 18時02分開始 試合時間:3時間55分 観客数:22877人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 0 0 0 0 0 0 0 6 4 10 13 0
日本ハム 0 0 0 0 0 1 1 0 0 2 8 0
  • (勝)江草 1勝0敗0S (S)
  • (登板投手:安藤−橋本−江草−ウィリアムス−久保田)
  • (負)建山 1勝1敗0S
  • (登板投手:金村−建山−MICHEAL)
  • (本)木元 9号(ソロ=安藤)、スペンサー 4号(3ラン=MICHEAL)

(試合内容)

記念すべき交流試合第1戦。
日本ハムは1番センターに偵察メンバー岩本を入れていたが、初回から守備には石本が入った。ダースベイダーの格好で始球式を行ったSHINJO(新庄)は、腹筋の張りを訴えて先発を外れた。
阪神安藤、日本ハム金村、両投手の好投で五回裏が終わった時点で0−0。
六回表、鳥谷、関本のヒットで一死一・三塁のチャンスをつかむが、シーツ三振、金本のレフト線への痛烈な打球は、小笠原の好捕にあい得点できず。
この小笠原のプレーで日本ハムに流れが行き、六回裏、木元がライトポール際へソロホームランをはなって、均衡が破れる。
七回裏、この回から登板した2番手・橋本が、一死から金子にスリーベースを浴びる。實松は三振に打ち取るも、代打島田の打席で痛恨のワイルドピッチ。日本ハムに2点目が入る。橋本が島田にヒットを許したところで、江草に交代。江草は木元にヒットを許して二死一・二塁としてしまうが、続く小笠原を三振に打ち取った。
八回表、一死から赤星が四球で出塁。関本の当たりはライト線ギリギリに入るツーベースヒットとなり、一死二・三塁のチャンスをつかむ。ここで、日本ハムは好投の金村から建山に交代。シーツの当たりは決して良くなかったが、ショート内野安打となり、その間に赤星が生還して1点返す。続く金本は、建山が投じた顔付近へのボールを避けた際に、左足をひねったようだったが大事には至らず。そのまま打席に臨むも併殺コースのセカンドゴロ。ところが、セカンドベースへのトスを焦った木元がまさかの落球(記録はセカンド内野安打)で、満塁となる。スペンサー見逃し三振で二死となった後、今季1軍初出場の濱中がレフトへ2点タイムリーツーベースヒットをはなって勝ち越し。さらに矢野がライトへ2点タイムリーヒットをはなって、この回一気に6点をあげる。
八回裏、ウィリアムスが4番手で登場し、途中出場のSHINJOと対戦。ウィリアムスが空振り三振に打ち取った。
九回表、先頭の赤星がレフト前ヒットで出塁すると、関本の初球に二盗成功。関本四球、シーツ三振のあと、金本がセンター前に落ちるポテンヒット。ボールが高く弾んでいる間に、赤星が生還して7点目。今岡センターライナーで二死となったあと、スペンサーが勝利を決定づける3ランホームランをレフトへ放り込んだ。
九回裏、8点リードだったが守護神・久保田が登板して三人斬り。
阪神は交流試合第1戦を勝利で飾って3連勝。3番手で登板した江草が嬉しいプロ入り初勝利。
勝ちこそつかなかったが、先発安藤が6回1失点と好投した。

(注目選手)

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • スペンサー
  • 7
  • DH
  • 濱中
  • 8
  • 野口
  • 9
  • 鳥谷
  • -
  • 安藤

日本ハム

  • 1
  • 岩本
  • 2
  • 木元
  • 3
  • 小笠原
  • 4
  • セギノール
  • 5
  • DH
  • 小田
  • 6
  • 稲葉
  • 7
  • 坪井
  • 8
  • 金子
  • 9
  • 實松
  • -
  • 金村

審判団

  • 本塁:津川
  • 一塁:渡田
  • 二塁:柳田
  • 三塁:敷田