2005年5月5日 阪神タイガース vs. 広島東洋カープ 6回戦

  • 阪神タイガース 成績 15勝14敗1分(対広島 4勝2敗0分)
  • 阪神甲子園球場 14時00分開始 試合時間:3時間15分 観客数:47259人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
広島 0 1 0 0 0 0 0 2 0 3 5 1
阪神 1 1 1 0 1 0 0 5 X 9 10 0
  • (勝)井川 2勝2敗0S (S)
  • (登板投手:井川−藤川−久保田)
  • (負)長谷川 1勝4敗0S
  • (登板投手:長谷川−ロマノ−佐竹−梅津)
  • (本)金本 6号(ソロ=長谷川)、ラロッカ 4号(2ラン=井川)、今岡 4号(3ラン=梅津)

(試合内容)

一回裏、赤星がライトポール際にホームラン性の当たりをはなつも、ファウルの判定。先日の件もあり、場内は一瞬騒然とする。赤星が四球を選び、関本が送りバント成功。そしてシーツ三振後、金本が9試合ぶりとなるタイムリーヒットをはなって先制する。今岡が三遊間を破るレフト前ヒットで続き、二死一・二塁とするが、桧山がキャッチャーファウルフライに倒れて1点止まり。
二回表、二死から新井がヒットで出塁すると、巨人在籍時代に「井川キラー」の異名を持った福井にタイムリーヒットを浴び同点にされる
しかし二回裏、内野安打と相手のエラーで二死一・二塁のチャンスを作ると、関本が低めのボール球をセンター前に運ぶタイムリーヒットをはなって1点勝ち越す。
三回裏、金本がソロホームランをはなって3点目。
五回裏、桧山が四球で出塁すると、ワイルドピッチで二進。そして矢野が右中間へタイムリーツーベースをはなって4点目。リードを3点に広げる。
先発井川は、三回から六回まで広島打線を三者凡退に抑える。七回二死から前田に久々にヒットを許すも、新井の痛烈な打球をシーツが好捕して、七回まで1失点に抑える好投を見せる。
ところが八回表、先頭福井にヒットを許すと、この日足の状態が思わしくなくスタメンを外れて代打で登場したラロッカに、レフトポール際へ2ランホームランを浴び、1点差に詰め寄られる。
ここで阪神ベンチは井川から藤川へリレー。藤川は2三振を含むパーフェクトリリーフで無失点に抑える。
1点差に詰め寄られた八回裏、広島3番手佐竹から鳥谷が四球で出塁、代打・上坂が送りバントを成功し、赤星のセンター前タイムリーヒットで貴重な追加点をあげる。
ここで広島は梅津が登板。関本の打席で赤星が二盗成功、関本ショートゴロで赤星が三進したあと、シーツがタイムリーヒットをはなって6点目。そして金本四球後、今岡がバックスクリーンに叩き込む3ランホームランをはなって勝負あり。(ちなみに広島ルーキー梅津は、これがプロ入り初自責点)
九回表、守護神・久保田が二死から前田にストレートの四球を与えたが、無失点に抑えて9−3で勝利。
阪神は2連勝で貯金1とした。
勝利投手は井川で2勝目。7回0/3を投げ、92球、被安打5(うち被本塁打1)、7奪三振、3失点という投球内容だった。

(注目選手)

  • 金本 知憲:先制タイムリーヒットとホームラン
  • 今岡 誠:トドメとなる3ランホームラン
  • 井川 慶:7回0/3を3失点、今季2勝目

先発オーダー

広島

  • 1
  • 尾形
  • 2
  • 木村拓
  • 3
  • 緒方
  • 4
  • 5
  • 前田
  • 6
  • 新井
  • 7
  • 福井
  • 8
  • 9
  • 長谷川

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 桧山
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 鳥谷
  • 9
  • 井川

審判団

  • 本塁:真鍋
  • 一塁:西本
  • 二塁:杉永
  • 三塁:友寄