2005年4月12日 阪神タイガース vs. 読売ジャイアンツ 1回戦

  • 阪神タイガース 成績 7勝2敗1分(対巨人 1勝0敗0分)
  • 阪神甲子園球場 18時01分開始 試合時間:3時間27分 観客数:46923人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
巨人 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 4 2
阪神 1 0 0 0 4 1 2 0 X 8 12 0
  • (勝)下柳 2勝0敗0S (S)
  • (登板投手:下柳−藤川−江草)
  • (負)高橋尚 0勝1敗0S
  • (登板投手:高橋尚−前田−伊達−佐藤宏)
  • (本)

(試合内容)

雨の中、定刻どおり試合開始。
1回裏、赤星がヒットで出ると藤本が送りバント。これをキャッチャー阿部がつかみ損ね一塁もセーフ。いきなりチャンスとなるが、シーツが三ゴロ併殺打となり二死三塁。しかし金本が四球を選んだ後、今岡が深い守備位置のライトとセカンドの間に落ちるヒットで赤星が還り1点を先制する。
4回表、阪神先発・下柳は一死から死球とサード内野安打、四球で満塁のピンチを招く。ここで小久保がライト前タイムリーをはなち同点に。なおも満塁が続いたがキャプラー、阿部を打ち取り同点どまりに抑える。
5回表、一死から仁志を四球で出すも盗塁死。この後ヒットと連続四球で二死満塁のピンチとなるが、ローズをセンターフライに打ち取りピンチを脱した。
5回裏、この回先頭の赤星がヒットで出塁。初回同様、藤本はバント。これを阿部が一塁へ悪送球、一塁もセーフとなる。そしてシーツの打席で、赤星・藤本がダブルスチールに成功。シーツが四球を選び無死満塁の絶好のチャンスとする。
金本がフルカウントからライトオーバーの2点タイムリーで勝ち越し、今岡の初回同様セカンド後方に落ちるヒットで更に1点を追加。スペンサー、鳥谷が倒れ二死となったが、矢野がセンター前へタイムリー、この回4点を取り5−1とする。

6回からマウンドは藤川。先発・下柳は5回を投げ96球、被安打3、与四死球6。走者は出したが粘りのピッチングで失点は1に抑えた。二番手・藤川は2イニングをパーフェクトリリーフ。
6回裏、巨人二番手・前田から赤星が三塁打。後続が倒れ簡単に二死となったが、ワイルドピッチで生還、1点を追加する。
7回裏、今季日本ハムから金銭トレードで巨人に移籍した元阪神・伊達から今岡がラッキーなピッチャー内野安打で出ると、スペンサーがヒットで続き、鳥谷がライト前へタイムリー。更に矢野のショート併殺の間に1点を追加し8−1に。
8回裏、巨人四番手・佐藤宏から赤星がこの試合4本目のヒット。藤本四球、シーツヒットで無死満塁のチャンスを作るが、金本捕邪飛、今岡右飛、途中出場の中村豊三振で三者残塁に終わる。
最後は8回から登板した江草が三者凡退に抑え、2005年最初の伝統の一戦は阪神の圧勝。阪神電鉄開業100周年記念日を白星で飾った。これで岡田阪神では初の貯金5。

(注目選手)

先発オーダー

巨人

  • 1
  • 仁志
  • 2
  • 二岡
  • 3
  • 高橋由
  • 4
  • 清原
  • 5
  • ローズ
  • 6
  • 小久保
  • 7
  • キャプラー
  • 8
  • 阿部
  • 9
  • 高橋尚

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 藤本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • スペンサー
  • 7
  • 鳥谷
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • 下柳

審判団

  • 本塁:友寄
  • 一塁:名幸
  • 二塁:橘高
  • 三塁:森