2005年4月10日 阪神タイガース vs. 横浜ベイスターズ 3回戦

  • 阪神タイガース 成績 6勝2敗1分(対横浜 2勝0敗1分)
  • 阪神甲子園球場 14時00分開始 試合時間:3時間7分 観客数:47222人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
横浜 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 6 0
阪神 0 0 0 0 0 0 0 0 2x 2 13 0
  • (勝)ウィリアムス 1勝0敗0S (S)
  • (登板投手:能見−藤川−ウィリアムス)
  • (負)佐々木 0勝2敗0S
  • (登板投手:吉川−加藤−佐々木)
  • (本)

(試合内容)

横浜は7番に偵察メンバー門倉を入れていたが、内川が7番レフトで試合開始。
阪神先発の能見はこの試合から、投げる時にグラブを上げずに、下げたまま投球動作に入るフォームにマイナーチェンジ。

能見は、3回に初めてのヒットを許すが、安定したピッチング内容で横浜打線を封じた。
阪神は、横浜先発・吉川の前に、3回から5回まで毎回チャンスを作るも、あと1本が出ず残塁の山。
7回表、一死から佐伯にヒット、村田にこの試合初めての四球を出しピンチを招くが、内川を三振に打ち取り無得点。
8回表から阪神のマウンドは好調・能見に変わり藤川。この回先頭の相川にいきなりヒットされ、犠打で送られピンチを招くが、後続を断った。
8回裏、この回先頭の赤星がヒットで出塁するも盗塁死。その直後藤本がヒットで出塁。シーツがまさかのセイフティバントで続くと今岡四球で二死満塁のチャンスをつくる。
息詰まる駆け引きの末フルカウントからスペンサーが空振り三振に倒れ、阪神はここでも得点出来ず。
9回表、変わったウィリアムスからこの回先頭の金城がライトへヒット。スペンサーが打球処理に手間取る間に金城は二塁へ進む(記録は二塁打)。佐伯も二塁打で続き、あっけなく横浜に1点が入り均衡が破れる。
その後三本間の狭殺プレーに横浜ベンチから抗議があるも判定は覆らず二死となり、相川をライトフライに打ち取り二者残塁。なんとか1点だけに抑えた。

9回裏、横浜のマウンドは佐々木。一死から矢野のライトへのヒット性の当たりを金城の好捕に阻まれ二死。
しかし代打・町田が移籍後初ヒットで望みを繋ぐと、赤星が追い込まれながらセンター前ヒット。代走・秀太は三塁へ。赤星の盗塁成功で二死二・三塁となり、サヨナラのチャンスをつくる。
そして藤本が、カウント1−2から、前進守備のレフトの頭上を越えるヒット!秀太・赤星が還り、大魔神・佐々木を打ち砕き、サヨナラ勝ちを決めた。
阪神は開幕から3カード連続勝ち越しとなった。
なお、先発の能見は7イニングを投げ97球、被安打3、奪三振9、自責点0。初白星はならなかったが素晴らしい内容だった。

(注目選手)

先発オーダー

横浜

  • 1
  • 石井
  • 2
  • 種田
  • 3
  • 金城
  • 4
  • 佐伯
  • 5
  • 多村
  • 6
  • 村田
  • 7
  • 門倉
  • 8
  • 相川
  • 9
  • 吉川

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 藤本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • スペンサー
  • 7
  • 鳥谷
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • 能見

審判団

  • 本塁:佐々木
  • 一塁:有隅
  • 二塁:敷田
  • 三塁:友寄