2006年9月29日 阪神タイガース vs. 中日ドラゴンズ

  • 阪神タイガース 成績 79勝55敗4分(対中日 6勝13敗1分)
  • 阪神甲子園球場 18時00分開始 試合時間:3時間2分 観客数:48510人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
中日 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 1
阪神 0 1 0 0 0 0 3 0 X 4 10 0
  • (勝)下柳 12勝11敗0S (S)藤川 5勝0敗16S
  • (登板投手:下柳−ウィリアムス−久保田−藤川)
  • (負)川上 16勝6敗0S
  • (登板投手:川上−平井)
  • (本)

(試合内容)

一回表、先頭・荒木にセンター前ヒットを打たれるが、井端はセカンドゴロ併殺。二死後、福留にセンター前ヒットを打たれるが、T・ウッズはショートライナーに打ち取った。
一回裏、赤星はレフトフライ、関本はセカンドゴロで二死後、シーツがレフト前ヒットで出塁するが、金本はファーストゴロ。

二回表、森野、アレックスは二者連続空振り三振。英智ショートゴロで三者凡退。
二回裏、この回先頭の濱中がセンター前ヒットで出塁。鳥谷空振り三振の後、ワイルドピッチで一塁走者が二進し、一死二塁となり、矢野がライトへタイムリーヒットを放ち1点を先制。藤本はピッチャーゴロ併殺。

三回表、谷繁レフトフライ、川上空振り三振、荒木レフトフライで三者凡退。
三回裏、下柳ピッチャーゴロ、赤星ショートフライ。二死後、関本がセンター前ヒットで出塁するが、シーツはサードゴロ。

四回表、井端に三遊間を破るレフト前ヒットを打たれた後、福留にカウント2−0から腰に付近に当たる死球を与え、無死一・二塁のピンチを招く。T・ウッズのピッチャー返しの打球は、投手・下柳の胸を直撃して足元に落ち、下柳はボールの行方を一瞬見失ったが、その後拾って三塁へ送球し三塁を封殺。一死一・二塁で、森野はショートフライ。アレックスの三塁線への打球は、三塁手・関本が好捕し自ら三塁ベースを踏み3アウト。
四回裏、金本ライトフライ、濱中空振り三振、鳥谷ファーストゴロで三者凡退。
五回表、英智の打球は中堅手・赤星が走って追いつきジャンピングキャッチしセンターフライ。一死後、谷繁にセンター前ヒットを打たれる。川上は送りバントをするも捕手・矢野が二塁封殺し、二死一塁に。そして荒木はレフトフライに打ち取った。
五回裏、矢野はライトフライ、藤本はサードゴロ、下柳は空振り三振で三者凡退。

六回表、先頭・井端のレフトへ飛んだ大きな打球は金本がフェンスぎりぎりでジャッピングキャッチしてレフトフライ、福留は空振り三振、T・ウッズも空振り三振で三者凡退。
六回裏、赤星はサードゴロ、関本もサードゴロ、シーツはピッチャーゴロで三者凡退。

七回表、下柳続投の気配だったが、投手がウィリアムスに交代。森野は初球を打ってサードゴロ、アレックスはライトフライ、英智はファーストゴロで三者凡退。
七回裏、先頭・金本のセカンドゴロを二塁手・荒木が弾き、セカンドエラーで金本が出塁。濱中がレフト前ヒットを放って無死一・二塁のチャンスをつかむ。鳥谷は送りバントをするも投手・川上が素早く処理し三塁封殺。つづく矢野のセンター前ヒットで、走者・濱中が三塁でストップしたにもかかわらず、走者・鳥谷が二塁を大きくオーバーラン。しかし、中堅手・英智からの返球を捕手・谷繁が弾いていたため大事に至らず。一死満塁で、藤本の代打・桧山はピッチャーゴロで本塁を封殺されて二死となるが、ウィリアムスの代打・今岡が右中間を破る走者一掃のタイムリーツーベースヒットを放ち、3点を追加する。さらに二死二塁で赤星がセンター前ヒットを放ち、二塁走者・今岡が本塁へ突入するも、中堅手・英智の本塁への好返球により本塁でタッチアウト。

八回表、谷繁ショートゴロで一死後、川上の代打・立浪にセンター前ヒットを打たれる。荒木をフルカウントから見逃し三振に打ち取った後、井端につまりながらもセンター前ヒットを打たれ二死一・二塁となったところで久保田から藤川に投手交代。福留をフルカウントから見逃し三振に打ち取った。
八回裏、二番手・平井が登板。先頭・関本が三遊間を破るレフト前ヒットで出塁。シーツはフルカウントからレフトフライ、金本は空振り三振に倒れて二死となるが、濱中がフルカウントからレフト前ヒットを放ち二死一・三塁とする。しかし、鳥谷はサードゴロで二者残塁。

九回表、右翼手が中村豊に交代。T・ウッズは見逃し三振、森野はセカンドフライ、アレックスは空振り三振に打ち取り三者凡退で試合終了。

阪神は2000年4月13日から27日に記録して以来6年ぶりに9連勝。甲子園球場では8連勝、貯金は今季最多の24となり、首位・中日とのゲーム差を2.0に縮めた。中日の優勝マジックは9のまま。
先発・下柳は四回表にT・ウッズの打球を胸に受けた影響もあってか六回表を投げ終えて降板するも、球数83球、被安打4、与死球1、奪三振5、失点0でチームトップタイの12勝目をあげた。
中日は今季9度目の完封負け。

(注目選手)

  • 今岡 誠:走者一掃となる代打タイムリーツーベースヒット
  • 下柳 剛:6回無失点に抑えチームトップタイの12勝目
  • 矢野 輝弘:先制タイムリーヒット

先発オーダー

中日

  • 1
  • 荒木
  • 2
  • 井端
  • 3
  • 福留
  • 4
  • T・ウッズ
  • 5
  • 森野
  • 6
  • アレックス
  • 7
  • 英智
  • 8
  • 谷繁
  • 9
  • 川上

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 濱中
  • 6
  • 鳥谷
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 下柳

審判団

  • 本塁:佐々木
  • 一塁:杉永
  • 二塁:有隅
  • 三塁:嶋田