2006年9月24日 読売ジャイアンツ vs. 阪神タイガース

  • 阪神タイガース 成績 75勝55敗4分(対巨人 10勝10敗0分)
  • 東京ドーム 18時00分開始 試合時間:2時間59分 観客数:45004人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 1 0 0 0 3 0 0 0 0 4 11 0
巨人 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 8 0
  • (勝)福原 12勝4敗0S (S)藤川 5勝0敗14S
  • (登板投手:福原−ウィリアムス−藤川)
  • (負)姜建銘 3勝1敗0S
  • (登板投手:姜建銘−西村−林−久保)
  • (本)

(試合内容)

一回表、赤星がショートゴロに倒れた後、関本が死球で出塁し、シーツがフルカウントから詰まりながらもレフト前に落ちるヒットを放ち、さらに一塁走者・関本が好判断で三進して一死一・三塁のチャンスをつくる。金本がショートフライに倒れて二死となった後、濱中の5球目にワイルドピッチがあり、三塁走者・関本が生還して阪神が先制する。二死二塁で、濱中が一二塁間を破るライト前ヒットを放ち、二塁走者・シーツが本塁へ突入するが、右翼手・高橋由の好返球と捕手・阿部のブロックに阻まれ追加点はならず。
一回裏、先頭・脇谷にライト線を破るツーベースヒットを打たれる。鈴木は送りバントを試みるも2回ファウル。結局フルカウントからヒッティングに出てセカンドゴロ。これが進塁打となって、一死三塁のピンチを背負う。しかし、高橋由はショートフライ、李承ヨプはレフトフライに打ち取った。

二回表、先頭・鳥谷がフルカウントからレフト前ヒットで出塁。矢野のショートゴロは進塁打となって二死二塁となる。しかし、藤本は初球を打ってピッチャーゴロ、福原は空振り三振。
二回裏、小久保はセンターフライ、阿部は初球を打ってサードファウルフライ、二岡はライトフライで三者凡退。

三回表、赤星はライトフライ、関本はショートゴロで二死後、シーツがセンター前ヒットで出塁するが、金本はサードフライ。
三回裏、矢野のセンターへ抜けそうな打球は二塁手・藤本が横っ飛びでキャッチし素早く一塁へ送球する好プレーでセカンドゴロ、姜建銘は空振り三振、脇谷はセカンドゴロで三者凡退。

四回表、先頭・濱中がレフト前ヒットで出塁。鳥谷のサードゴロは二塁アウトのみ。一死二塁で、矢野が左中間を破るツーベースヒットを放って一死二・三塁とし、つづく藤本が敬遠の四球で歩かされて一死満塁となるが、福原はショートゴロ併殺に倒れ、得点ならず。
四回裏、先頭・鈴木にセンター前ヒットを打たれ、高橋由の打球はショート・レフト・センターの間に落ちるヒットとなり、無死一・二塁のピンチとなる。しかし、李承ヨプは空振り三振、小久保も空振り三振、阿部はフルカウントからショートゴロに打ち取りピンチ脱出。

五回表、先頭・赤星がセカンド内野安打で出塁すると、関本が送りバントを決めて一死二塁とする。シーツが三遊間を破るレフト前ヒットを放ち一死一・三塁とすると、金本が一二塁間を破るライト前タイムリーヒットを放ち1点追加。さらに一死一・二塁で、濱中がセンターへ2点タイムリーツーベースヒットを放ち、二塁走者・シーツに続いて一塁走者・金本も本塁生還して、スコアを4−0とする。一死二塁で、鳥谷は空振り三振、矢野はライトフライ。
五回裏、先頭・二岡に左中間を破るツーベースヒット、矢野にサードの頭上を越えるレフト前ヒットを打たれ、無死一・三塁のピンチを背負う。しかし、姜建銘の代打・清水のセカンド頭上への強い打球は二塁手・藤本がジャンピングキャッチしてセカンドライナー、脇谷のサードゴロで三塁走者・二岡を三本間で挟殺。二死一・二塁で、鈴木のセンターへ抜けそうな打球は二塁手・藤本が横っ飛びでキャッチし素早く一塁へ送球する好プレーでセカンドゴロ。この回、二塁手・藤本の2度に渡る好プレーに助けられピンチ脱出。

六回表、二番手・西村が登板。藤本はセカンドゴロ、福原は空振り三振、赤星は見逃し三振で三者凡退。
六回裏、先頭・高橋由、李承ヨプに連続で一二塁間を破るライト前ヒットを打たれ、無死一・二塁のピンチとなる。小久保のショートゴロは二塁封殺のみ。阿部はカウント0−3から打ってサードファウルフライで二死一・三塁となった後、二岡に一二塁間を破るライト前タイムリーヒットを打たれ1点を返される。二死一・二塁で、矢野に対する4球目がワンバウンド投球となって、捕手・矢野がボールを弾く間に各走者に進塁を狙われるも、捕手・矢野が二塁で一塁走者・二岡を刺して3アウト。

七回表、関本はフルカウントからショートゴロ、シーツはセカンドゴロで二死後、金本がライト前ヒットで出塁するが、濱中はショートゴロ。
七回裏、二番手・ウィリアムスが登板。矢野はサードゴロ、西村の代打・仁志は空振り三振、脇谷も空振り三振で三者凡退。

八回表、三番手・林が登板。鳥谷はセンターフライ、矢野はサードゴロ、藤本はセカンドゴロで三者凡退。
八回裏、鈴木はセカンドゴロ、高橋由はフルカウントからショートゴロ、李承ヨプは空振り三振で三者凡退。

九回表、四番手・久保が登板。ウィリアムスの代打・桧山はレフトフライ、赤星は初球を打ってセンターフライ、関本はフルカウントからショートゴロで三者凡退。
九回裏、三番手・藤川が登板。先頭・小久保にストレートの四球を与える(代走は古城)。阿部は空振り三振、二岡は初球を打ってファーストファウルフライで二死後、矢野にフルカウントから四球を与えて二死一・二塁となるが、久保の代打・木村拓を見逃し三振に打ち取り試合終了。

阪神は今季6度目の5連勝で、今季最多の貯金20。今日敗れた首位・中日とのゲーム差は3.0に縮まった。中日の優勝マジックは12のまま。
先発・福原は6回を投げ107球、被安打8、与四球0、奪三振3、失点1の好投で、自己最多勝利数を更新する12勝目をマークした。
巨人の先発・姜建銘は、先発では自身最短の5回で降板し来日初黒星となった。

(注目選手)

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 濱中
  • 6
  • 鳥谷
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 福原

巨人

  • 1
  • 脇谷
  • 2
  • 鈴木
  • 3
  • 高橋由
  • 4
  • 李承ヨプ
  • 5
  • 小久保
  • 6
  • 阿部
  • 7
  • 二岡
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • 姜建銘

審判団

  • 本塁:森
  • 一塁:名幸
  • 二塁:有隅
  • 三塁:井野