2006年9月23日 読売ジャイアンツ vs. 阪神タイガース

  • 阪神タイガース 成績 74勝55敗4分(対巨人 9勝10敗0分)
  • 東京ドーム 18時00分開始 試合時間:3時間18分 観客数:45549人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 0 2 0 2 1 1 0 4 1 11 12 0
巨人 1 0 0 0 0 0 0 1 0 2 10 1
  • (勝)下柳 11勝11敗0S (S)
  • (登板投手:下柳−江草−久保田)
  • (負)内海 12勝12敗0S
  • (登板投手:内海−野間口−グローバー−前田)
  • (本)濱中 18号(2ラン=内海)、藤本 3号(ソロ=野間口)、小久保 18号(ソロ=江草)

(試合内容)

トラッキー、ラッキーも東京ドームに登場。

一回表、赤星は粘るもフルカウントからセカンドゴロ、関本は初球を打ってサードゴロ、シーツはレフトフライで三者凡退。
一回裏、先頭・脇谷の高いバウンドの打球はファーストの頭上を越えるライト線へのツーベースヒットとなる。鈴木は送りバントの構えを見せていたが、ストレートの四球を与えてしまい、無死一・二塁のピンチとなる。高橋由を空振り三振に打ち取るが、李承ヨプにライト線に入るタイムリーツーベースヒットを打たれ、巨人に先制を許す。なおも一死二・三塁だったが、小久保はショートライナー併殺に打ち取った。

二回表、先頭・金本が四球で出塁すると、濱中がレストスタンドへ2ランホームランを放ち、逆転に成功する。鳥谷はセカンドゴロ、矢野はショートゴロ、藤本はサードゴロ。
二回裏、阿部をレフトフライに打ち取った後、二岡にセンター前ヒットを打たれる。矢野のサードゴロは進塁打となって二死二塁となるが、内海は初球を打ってサードゴロ。

三回表、下柳は見逃し三振、赤星はピッチャーゴロ、関本の打球は投手・内海の腹部を直撃するもピッチャーゴロで三者凡退。
三回裏、先頭・脇谷にセンター前ヒットを打たれ、鈴木のピッチャーゴロが進塁打となって一死二塁に。つづく高橋由にライトへ大きな当たりを打たれるも右翼手・濱中がフェンスぎりぎりで捕球。李承ヨプの打球はボテボテのゴロになり、これが幸いしてピッチャー内野安打となって、二死一・三塁のピンチとなる。しかし、小久保をフルカウントから空振り三振に打ち取った。

四回表、シーツは見逃し三振、金本も見逃し三振で二死後、濱中が四球を選び、鳥谷が三遊間を破るレフト前ヒットを放って二死一・二塁とする。つづく矢野のライトへの打球は、右翼手・矢野がグラブに当てるも捕れず(記録は右翼手・矢野のエラー)、二者が生還。打者走者・矢野も二塁へ進塁。藤本が敬遠の四球で歩かされ、二死一・二塁となるが、下柳は空振り三振。
四回裏、阿部は空振り三振、二岡はライトフライ、矢野はセンターフライで三者凡退。

五回表、赤星は見逃し三振、関本はサードゴロで二死後、シーツがストレートの四球、金本がファースト強襲の内野安打を放ち、二死一・二塁とする。そして濱中がセンター前タイムリーヒットを放ち1点追加。なおも二死一・二塁だったが、鳥谷はショートライナーで二者残塁。
五回裏、内海の代打・仁志にレフト前ヒットを打たれるが、脇谷のセカンドゴロで二塁封殺、鈴木はショートフライ、高橋由は初球を打ってセカンドゴロ。

六回表、二番手・野間口が登板。矢野は粘るもフルカウントから空振り三振。一死後、藤本がライトスタンドへソロホームランを放ち1点追加。下柳は全く打つ気無しの見逃し三振、赤星はフルカウントから空振り三振。
六回裏、李承ヨプに対しカウント0−3となるが結局ボテボテのセカンドゴロ、小久保はレフトフライで二死後、阿部にフルカウントから四球を与えるが、二岡はショートゴロ。

七回表、先頭・関本が左中間を破るツーベースヒットで出塁するが、シーツは空振り三振、金本は見逃し三振、濱中はセンターフライで得点ならず。
七回裏、矢野はセンターフライ、野間口の代打・吉川は空振り三振で二死後、脇谷にフルカウントから四球を与え、鈴木の代打・木村拓にレフト前ヒットを打たれて二死一・二塁となる。ここで久保ピッチングコーチがマウンドへ。高橋由は空振り三振に打ち取った。

八回表、三番手・グローバーが登板。矢野が右翼から中堅にまわり、右翼手が木村拓に交代。鳥谷はサードライナー。ここで捕手・阿部と通訳がマウンドへ。矢野がセンター前ヒット、藤本がライト前ヒットを放ち、下柳の代打・林が四球を選んで一死満塁となる。そして、赤星がフルカウントからレフト線に入るタイムリーツーベースヒットを放ち2点を追加。さらに一死二・三塁で、関本がセンター前タイムリーヒットを放ち2点を追加。打者走者・関本は一二塁間で挟まれてアウト。シーツはフルカウントからキャッチャーファウルフライ。
八回裏、二番手・江草が登板。李承ヨプを空振り三振に打ち取った後、小久保にセンターバックスクリーンに運ばれるソロホームランを浴びる。阿部をサードゴロに打ち取った後、二岡にセンターフェンス直撃のツーベースヒットを打たれるが、矢野はサードゴロ。

九回表、四番手・前田が登板。捕手が加藤に交代。先頭・金本、濱中が連続レフト前ヒットを放ち無死一・二塁とする。鳥谷のショートゴロで二塁封殺。一死一・三塁で、矢野はサードゴロだったが二塁封殺のみで、その間に三塁走者・金本が生還して1点追加。二死一塁で、藤本はセンターフライ。
九回裏、三番手・久保田が登板。前田の代打・清水はセカンドゴロ、脇谷のセンターへ抜けそうな当たりは二塁手・藤本の好守でセカンドゴロで二死後、木村拓にレフトへツーベースヒットを打たれるが、高橋由はフルカウントから見逃し三振で試合終了。

阪神は今季7度目の4連勝で、貯金を今季最多の19とした。
首位・中日が敗れたため、ゲーム差は4.0に縮まった。中日の優勝マジックは12のまま。
先発・下柳は7回を投げ117球、被安打7、与四球3、失点1でチームトップタイの11勝目。2004年から続いている東京ドームでの連勝を6に伸ばした。
巨人の先発・内海はリーグワーストタイとなる12敗目。

(注目選手)

  • 濱中 治:先制2ランホームランを含む3安打3打点
  • 下柳 剛:7回を1失点に抑えチームトップタイの11勝目
  • 赤星 憲広:8月16日の横浜戦以来28試合ぶりにタイムリーヒット

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 濱中
  • 6
  • 鳥谷
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 藤本
  • 9
  • 下柳

巨人

  • 1
  • 脇谷
  • 2
  • 鈴木
  • 3
  • 高橋由
  • 4
  • 李承ヨプ
  • 5
  • 小久保
  • 6
  • 阿部
  • 7
  • 二岡
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • 内海

審判団

  • 本塁:佐々木
  • 一塁:有隅
  • 二塁:井野
  • 三塁:森