2006年6月4日 阪神タイガース vs. 福岡ソフトバンクホークス

  • 阪神タイガース 成績 31勝20敗1分(対ソフトバンク 3勝3敗0分)
  • 阪神甲子園球場 14時00分開始 試合時間:3時間21分 観客数:48496人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
ソフトバンク 0 0 0 2 0 4 0 0 0 6 5 0
阪神 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 8 2
  • (勝)田之上 1勝0敗0S (S)
  • (登板投手:田之上−篠原−吉武−馬原)
  • (負)江草 5勝3敗0S
  • (登板投手:江草−太陽−能見−ダーウィン)
  • (本)川崎 2号(2ラン=江草)、田上 2号(2ラン=太陽)、シーツ 10号(ソロ=田之上)

(試合内容)

ソフトバンクの先発は今季初登板の田之上。

一回表、大村はセカンドゴロ、川崎はファーストゴロ、柴原は空振り三振で三者凡退。
一回裏、先頭・赤星がセンター前ヒット、藤本もセンター前ヒットで無死一・二塁のチャンスをつくる。シーツのライトフライで二塁走者・赤星がタッチアップで三進し、一死一・三塁になるが、金本は見逃し三振。濱中はいい当たりもレフト正面へのフライで得点ならず。

二回表、松中はレフトフライ、ズレータは空振り三振、松田は空振り三振で三者凡退。
二回裏、鳥谷はサードゴロ、関本は初球を打ってショートゴロ、浅井も初球を打ってライトフライで三者凡退。

三回表、本間はフルカウントから見逃し三振、的場はフルカウントからセンターフライ、田之上は空振り三振で三者凡退。
三回裏、江草はショートゴロ、赤星はショートゴロ、藤本のレフトへの当たりは左翼手・松中がスライディングキャッチして三者凡退。

四回表、先頭・大村のピッチャー返しの打球は、投手・江草のグラブを弾き、ピッチャー内野安打となる。そして、川崎にライトスタンドへ先制2ランホームランを打たれる。柴原のレフトへの打球は意外に伸びるも左翼手・金本がキャッチ。つづく松中に一二塁間を破るライト前ヒットを打たれる。ズレータは空振り三振。この三振に腹を立てたズレータがバットを放り投げる場面があった。松田にストレートの四球を与えて二死一・二塁としてしまうが、本間は初球を打たせてセカンドゴロ。
四回裏、シーツはライトフライ、金本はサードゴロ、濱中は初球を打ってライトフライで三者凡退。

五回表、的場ショートゴロの後、投手の田之上にストレートの四球を与えるが、大村は見逃し三振、川崎はフルカウントからサードゴロ。
五回裏、先頭・鳥谷が投手・田之上のグラブを弾くショート内野安打で出塁するが、関本はセカンドライナー、浅井のサードゴロで二塁封殺、江草はセカンドゴロ。

六回表、柴原のショートゴロの当たりを遊撃手・鳥谷が弾き、ショートエラーで先頭打者を出してしまう。そして、松中に左中間を破るタイムリーヒットを浴びる。ズレータにフルカウントから四球を与えた後、松田に送りバントを決められ一死二・三塁とされる。本間に代打・田上が告げられたところで、阪神は投手を太陽に交代。田上への初球、ワイルドピッチで三塁走者が還り4点目を献上。二塁走者も三塁へ進塁。そして田上に左中間へ2ランホームランを打たれる。さらに的場に四球を与えるが、田之上の送りバントは失敗、ピッチャーゴロ併殺。
六回裏、二塁手が森本に交代。先頭・赤星が一二塁間を破るライト前ヒットで出塁するが、藤本はセカンドゴロ併殺。二死となった後、シーツが初球を叩いてレフトポールをまくホームランを放ち1点を返す。金本がフルカウントから一二塁間を破るライト前ヒットを放つ。ここで杉本投手コーチがマウンドへ。濱中が右中間を破るタイムリーツーベースヒットを放ち2点目。ここで投手が篠原に交代。鳥谷は初球を打ってサードファウルフライ。

七回表、投手が能見に交代。大村のショートゴロを遊撃手・鳥谷が弾き、この日2つ目のショートエラーで先頭打者を出してしまう。川崎はファースゴロ。スタートを切っていた一塁走者・大村は二塁へ。一死二塁で、柴原はショートゴロ。この間に二塁走者・大村は三塁へ。二死三塁となるが、松中はファーストゴロ。
七回裏、関本は粘るもフルカウントからセカンドライナー、浅井はライトフライで二死後、能見の代打・スペンサーが右中間へヒットを放って出塁するが、赤星はフルカウントからバットに当てただけのサードゴロ。

八回表、投手がダーウィンに交代。先頭・ズレータにフルカウントから四球を与えるが、松田の代打・城所はフルカウントからレフトフライ、森本はフルカウントからセカンドゴロで二塁封殺、的場は初球を打ってセンターフライ。
八回裏、投手が吉武に、三塁手が鳥越に交代。藤本はサードゴロ、シーツはセカンドフライで二死後、金本のサードへのボテボテのゴロはサード内野安打となる。しかし、濱中は初球を打ってショートゴロ。

九回表、鳥越ファーストファウルフライの後、大村に四球を与え、川崎にライトへツーベースヒットを打たれ、一死二・三塁とされる。柴原のセカンドゴロで本塁に突入した三塁走者・大村を本塁でタッチアウト。松中の打席で一塁走者・柴原が二塁盗塁に成功。二死二・三塁で、松中にフルカウントから四球を与え、二死満塁にしてしまうが、ズレータはセカンドフライ。
九回裏、投手が馬原に、左翼手が辻に交代。鳥谷は初球を打ってセカンドゴロ、関本の代打・桧山は見逃し三振、浅井の代打・片岡は空振り三振で試合終了。

先発・江草は三回までパーフェクトに抑えたが、四回に川崎に2ランを浴び、六回には遊撃手・鳥谷のエラーで先頭打者が出た後、松中にタイムリーを浴びるなど、六回途中で降板。5回1/3を投げ92球、4安打3四球5失点(自責点4)という成績だった。
また、2番手で登板した太陽はいきなりワイルドピッチで得点を献上すると、田上に2ランを浴び、相手の流れを止めることが出来なかった。
ソフトバンク・田之上は、今季初登板で今季初勝利。
なお、ナイターで巨人が勝利したため、阪神は2位に後退。

(注目選手)

  • なし

先発オーダー

ソフトバンク

  • 1
  • 大村
  • 2
  • 川崎
  • 3
  • 柴原
  • 4
  • 松中
  • 5
  • ズレータ
  • 6
  • 松田
  • 7
  • 本間
  • 8
  • 的場
  • 9
  • 田之上

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 藤本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 濱中
  • 6
  • 鳥谷
  • 7
  • 関本
  • 8
  • 浅井
  • 9
  • 江草

審判団

  • 本塁:佐々木
  • 一塁:真鍋
  • 二塁:谷
  • 三塁:丹波