2006年3月13日 オープン戦 読売ジャイアンツ vs. 阪神タイガース

  • 阪神タイガース オープン戦成績 6勝3敗1分
  • 岐阜長良川球場 13時00分開始 試合時間:2時間53分 観客数:12654人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 2 0 0 0 1 0 0 0 1 4 12 0
巨人 0 0 0 0 0 1 3 0 0 4 7 1
  • (勝) (S)
  • (負)
  • (登板投手:杉山−吉野−金澤)
  • (登板投手:野口−酒井−佐藤宏−久保−前田)
  • (本)原 1号(3ラン=吉野)

(試合内容)

阪神は一軍に合流したばかりの赤松が1番センターでスタメン出場。

一回表、赤松がセンター前ヒットで出塁。関本のサードゴロで走者が二塁へ進むと、シーツがセンターオーバーのタイムリーツーベースをはなち赤松が生還。濱中倒れた後、今岡がセンター前ヒットを打ち初回2点を先制する。
一回裏、先頭の亀井に四球を与えると、矢野の8球目で二塁盗塁を許す。矢野を三振、二岡をセカンドゴロに打ち取った後、阿部にも四球を与えるが、ディロンを三振に打ち取った。
二回表、先頭・鳥谷がセカンド後方にポトリと落ちるヒットで出塁。浅井セカンドライナーの後、上坂のショートゴロを二岡がエラーし一死一・二塁とするが、赤松はサードゴロ、関本はセカンドフライに倒れた。
二回裏、先頭・川中に右中間へのツーベースヒットを打たれる。斉藤センターフライの後、小坂の打席でワイルドピッチがあり走者は三塁へ。小坂にはこの試合3つめの四球を与え、一死一・三塁となるが、星をサードフライ、亀井をライトフライに打ち取った。
三回表、この回先頭のシーツが左中間を破るツーベースヒットで出塁。濱中のセカンドゴロの間に三塁へ進む。一死三塁で今岡はフルカウントからレフトへの浅いフライ、タッチアップは出来ず二死三塁に。町田はサードゴロに倒れ、ノーアウトの走者が出たが追加点はならなかった。
三回裏、矢野、二岡、阿部を三者凡退に打ち取った。

四回表、鳥谷三振の後、浅井の当たりはセンター・矢野の好捕でアウト。上坂セカンドゴロで三者凡退。
四回裏、ディロンは中途半端なバッティングでサードへのゴロだったが、今岡は打球が手につかず記録は内野安打。川中ライトフライの後、斉藤のセカンドゴロは二塁封殺のみで二死一塁となるが、小坂をショートゴロに打ち取った。
五回表、この回先頭の赤松が右中間へスリーベースヒットをはなつ。関本空振り三振の後、シーツがレフトへタイムリーヒットをはなち1点を追加する。一塁走者の代走は藤本。濱中はサードゴロ併殺打に倒れた。
五回裏、セカンドに藤本、関本はファーストに。先頭の星に四球を与えると、続く亀井にも四球を与えてしまう。矢野をファーストファウルフライに打ち取った後、二岡にも四球を与え、一死満塁となる。しかし阿部をファーストゴロ併殺に打ち取った。
六回表、二番手・酒井が登板。今岡セカンドゴロ、代打・片岡ショートゴロ、鳥谷三振で三者凡退。
六回裏、マウンドは二番手・吉野。レフトに林、サードに上坂が入る。ディロンの打球はセンター前、赤松が飛び込むも捕れず、ディロンはセカンドへ走りツーベースヒット。代打・大西ショートゴロの後、代打・仁志にセンター前へタイムリーヒットを打たれ1点を失う。

七回表、浅井、上坂、赤松で三者凡退。
七回裏、吉野が続投。堀田三振、矢野サードゴロの後、長田に死球を与える。阿部にライト前ヒットを打たれ、二死一・二塁となり、途中出場の原俊介にスリーランホームランを打たれ逆転された。大西のセンターへの打球は赤松飛び込むも捕れずツーベースヒットとなるが、仁志をサードゴロに打ち取った。
八回表、三番手・佐藤宏が登板。関本ライトフライの後、藤本がバットを折りながらも一二塁間を破るヒットで出塁。これで藤本はオープン戦9試合連続ヒットとなった。
ここで四番手・久保が登板。濱中空振り三振の後、林がライト線へツーベースヒットを放ち、一塁走者・藤本が本塁突入しベースをタッチしたかに見えたが、判定はアウトで同点ならず。
八回裏、マウンドは金澤。黒田に四球。星が送りバントを決め一死二塁となるが、堀田をサードゴロ、矢野をピッチャーゴロに打ち取った。
九回表、マウンドは前田。代打・矢野ライトフライの後、鳥谷がライト前ヒットで出塁すると、代走に赤星が送られる。浅井ファーストフライの後、上坂のライト前ヒットで一塁走者の赤星が一気に生還し同点に追いつく。続く赤松がこの試合3本目となるライト前のヒットで出塁、二死一・二塁とするが、関本はサードゴロに倒れた。
九回裏、ライトに中村豊、ショートに前田忠。先頭の長田に四球を与えるが、阿部をファーストゴロ併殺打に打ち取る。原を空振り三振に打ち取り、試合終了。

先発・杉山は5回を投げ、2安打無失点に抑えたものの、6四球を与えコントロールに不安を残した。
2番手・吉野は2回を投げ、5安打1死球4失点で、結果を残すことが出来なかった。
打線では1軍に合流した赤松が1番・センターで出場し、3安打を放って大きくアピールした。

(注目選手)

  • シーツ:2本のタイムリーを含む猛打賞で2打点
  • 赤松 真人:1軍合流即スタメンで猛打賞

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 赤松
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 濱中
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • DH
  • 町田
  • 7
  • 鳥谷
  • 8
  • 浅井
  • 9
  • 上坂
  • -
  • 杉山

巨人

  • 1
  • 亀井
  • 2
  • 矢野
  • 3
  • 二岡
  • 4
  • DH
  • 阿部
  • 5
  • ディロン
  • 6
  • 川中
  • 7
  • 斉藤
  • 8
  • 小坂
  • 9
  • -
  • 野口

審判団

  • 本塁:杉永
  • 一塁:橘高
  • 二塁:友寄
  • 三塁:土山