阪神タイガース 試合結果

• （勝）山本昌 5勝3敗0S　（Ｓ）
• （登板投手：山本昌−落合−高橋聡−岡本−平井）
• （負）福原 3勝9敗0S
• （登板投手：福原−橋本−桟原−吉野）
• （本）

（試合内容）

一回表、一死から井端がライト前ヒットで出塁するが、盗塁死。立浪レフトフライで結局３人で打ち取った。
一回裏、一死から鳥谷がセカンド内野安打、シーツ四球でクリーンナップの前にチャンスをつくる。金本空振三振のあと、今岡がフルカウントからセンター前にタイムリーをはなち久しぶりに阪神が先制する。
二回表、二死からアレックス、井上、谷繁に三者連続四球を与えてしまうが、山本昌をショートゴロに打ち取り事なきを得る。
二回裏、矢野がレフトへツーベース。さらに藤本がライト線へツーベースをはなち矢野が還り、阪神が１点を追加する。福原がきっちり送りバントを決め、なおも一死三塁のチャンスで赤星はサードファウルフライ、鳥谷はファーストゴロに倒れる。
三回裏、シーツがツーベースで出塁すると、金本は四球を選び無死一・二塁。しかし今岡レフトフライ、スペンサーセンターフライ、矢野ライトフライに倒れ得点にはならなかった。
四回表、ウッズにライトオーバーのツーベースを打たれると、福留には四球で無死一・二塁のピンチ。アレックスはファーストファウルフライに打ち取るも、井上にこの試合５つ目の四球を出し、一死満塁としてしまう。しかし、谷繁を、カウント２−０からフルカウントまで粘られたが空振り三振に、山本昌も空振り三振に打ち取り、なんとかピンチを脱した。
五回裏、この回先頭の鳥谷がセンターオーバーのツーベースで出塁。シーツショートゴロの後、金本四球で一死一・二塁のチャンス。しかし今岡粘るも三振、スペンサーセンターフライで追加点はならなかった。
六回表、先頭ウッズに四球。福留にライトオーバーのツーベースを打たれ無死一・三塁のピンチ。アレックスのサード正面のゴロで飛び出していたウッズが三本間に挟まれアウトになり一死一・三塁に。井上にライトオーバー、フェンスダイレクトのタイムリーツーベースを打たれ中日に１点を許してしまう。さらに谷繁に四球を出し、一死満塁のピンチとし、山本昌に代打・高橋光信。インコースへ投げた球が腕に当たりなんと押し出し死球で同点に。なおも一死満塁で、荒木にセンター前へ勝ち越しの２点タイムリーを打たれ、ここで走者をふたり残し福原は降板。マウンドには橋本があがり、スペンサーに代わりライトの守備に中村豊が入る。
二番手・橋本が井端に四球を出し、再び一死満塁。立浪にも四球を出し押し出しで１点を献上。ウッズセンター犠飛でさらに１点を追加。この回一気に６点をとられ逆転を許した。
六回裏、マウンドは落合。一死から、藤本の一二塁間のあたりは荒木が飛びつき好プレーを見せるが、一塁間に合いセカンド内野安打。しかし中村豊が併殺打に倒れ、結局３人で攻撃終了。
七回裏、三番手・高橋聡から赤星が四球を選び出塁。鳥谷は三振に倒れるが、赤星が二塁盗塁成功、一死二塁とする。しかしシーツ、金本が連続三振に倒れ、得点にはならなかった。
八回表、マウンドは桟原。二死から井端がヒットで出塁。続く立浪のライト線への当たり、中村豊がホームへ好返球を見せ、井端がホームで憤死。追加点を許さなかった。
八回裏、四番手・岡本の前に三者凡退。
九回表、マウンドは吉野。ウッズ、アレックスにヒットを許し、谷繁に四球を与えて、二死ながら満塁のピンチを招く。ここで途中出場の川相にライト前へ２点タイムリーを打たれた後、ライト中村豊からの内野への返球がそれ、さらにサード今岡がボールをファウルグラウンドにそらしている間に１塁ランナーも生還し、３点を失う。
九回裏、マウンドは平井。先頭の藤本がセンター前ヒット、代打片岡、代打濱中が連続三振に倒れた後、鳥谷セカンド内野安打で二死一・二塁とし、シーツがセンター前タイムリーヒットをはなって１点を返す。しかし、最後は金本が三振に倒れゲームセット。
先発の福原が２点のリードを守りきれず自滅。５回1/3を投げ、自己ワーストの８四死球を与えるなど被安打５、失点６で９敗目。ちなみに６月中での９敗は、阪神の投手では１９７８年の江本孟紀と古沢憲司以来２７年ぶり。

（注目選手）

• なし