阪神タイガース 試合結果

• （勝）ウィリアムス 2勝1敗0S　（Ｓ）
• （登板投手：安藤−江草−橋本−ウィリアムス）
• （負）横山 1勝1敗7S
• （登板投手：入来−MICHEAL−矢野−横山）
• （本）金本 14号（2ラン=入来）、金本 15号（ソロ=横山）

（試合内容）

一回表、先頭・坪井にいきなりレフト前ヒットを打たれると、森本にもセンター前ヒットを打たれ無死一・二塁のピンチ。小笠原は三振に打ち取るも、セギノールにセンター前タイムリーを打たれ日本ハムに先制を許す。ＳＨＩＮＪＯをインフィールドルライに打ち取り二死とするが、木元に三遊間へタイムリーを打たれ日本ハムが初回２点を先制する。
一回裏、赤星が四球で出塁すると、キャッチャーのパスボールで二塁へ進み、鳥谷が一二塁間へタイムリーをはなち１点を返す。シーツが三振に倒れるも、鳥谷を一塁において金本がライトスタンドへ２ランをはなち、逆転に成功する。これで金本は広島時代も含めて１２球団全てからホームランを記録。今岡ショートフライに倒れた後、桧山がセンター前ヒットで出るが野口が三振に倒れ攻撃終了。
二回以降、安藤が立ち直り、日本ハム打線を五回まで三者凡退におさえる。一方、阪神も三回にシーツのヒットが出たきり、入来に抑えられた。
１点リードで迎えた五回裏、一死から赤星が四球で出るとワイルドピッチで二塁へ進む。鳥谷はピッチャーゴロで赤星動けず。しかし、シーツが粘ってセンター前へ運び、ＳＨＩＮＪＯが本塁へ返球するも余裕で赤星が生還し、試合中盤で貴重な追加点をあげる。続く金本が四球を選び二死一・二塁とチャンスが続いたが、今岡が三振に倒れ更なる追加点はならなかった。
六回表、一死から小笠原に左中間を破るツーベースを打たれる。セギノールは三振に打ち取るが、ＳＨＩＮＪＯにレフト前にタイムリーを打たれ日本ハムが１点を追加。再び点差は１点となる。
七回表、この回先頭の木元がヒットで出ると古城が送りバントに成功、一死二塁のピンチを招く。中嶋に代打・稲葉が告げられたところで、阪神は安藤から江草に交代。稲葉の左中間への大きな当たりは赤星がその俊足で追いつきセンターフライに打ち取るが、入来の代打・田中幸のライトへの打球はダイビングキャッチした桧山がわずかに及ばずショートバウンドでの捕球となり同点のランナーが生還してしまう。なおもピンチが続くが、坪井の代打・小谷野を空振り三振に打ち取り、なんとか同点どまりでこの回を終えた。
七回裏、日本ハムの二番手はマイケル。江草の代打に今日牧野投手に代わって一軍登録された片岡が起用されるが、ショートへのフライに倒れる。一死から、赤星がヒットで出ると鳥谷の初球に二塁盗塁成功。鳥谷は三遊間を抜くレフト前ヒット、この回からレフトに入った森本がボールをこぼしていたが赤星は三塁にとまり一死一・三塁のチャンス。しかしシーツは見逃し三振、金本は空振り三振で、二者残塁。勝ち越しはできなかった。
八回表、マウンドは橋本。この回先頭の森本を許し、小笠原サードファウルフライの後、セギノールの打席で森本に二盗を決められ一死二塁となるが、セギノール三振、ＳＨＩＮＪＯをライトフライに打ち取った。
八回裏、この回先頭の今岡が四球で出るも後続なし。
九回表、マウンドはウィリアムス、マスクは矢野に交代。木元には粘られたが三振に打ち取る。続く古城にセーフティバントを決められセカンド内野安打となるが、稲葉三振、實松ショートゴロに打ち取る。
九回裏、日本ハムの三番手は矢野。三者凡退に打ち取られる。
十回表、マウンドは引き続きウィリアムス。先頭の代打・奈良原にツーベースを浴び、森本に送りバントを決められ一死三塁のピンチとなる。しかし小笠原を空振り三振、セギノールをセカンドゴロに打ち取り、ピンチ脱出。
十回裏、日本ハムの四番手はストッパーの横山。シーツがセーフティバントを試みるも、横山がすばやく反応しアウト。そして、金本の２球目。とらえた打球はセンターバックスクリーンへ一直線！ 金本のこの日２本目のホームランで劇的なサヨナラ勝ちをおさめた。
阪神は４連勝で、貯金は今季最多の８となった。
ちなみに日本ハムは２１年ぶりの１０連敗。

（注目選手）

• 金本 知憲：史上４人目となる１２球団からホームラン＆自身５本目のサヨナラホームラン！
• 鳥谷 敬：３試合連続タイムリーヒット