阪神タイガース 試合結果

• （勝）橋本 2勝1敗0S　（Ｓ）久保田 1勝2敗8S
• （登板投手：前川−橋本−藤川−ウィリムス−久保田）
• （負）吉川 0勝4敗1S
• （登板投手：萩原−吉川−香月−ケビン）
• （本）

（試合内容）

オリックス先発は、６月５日の広島戦に先発し３イニング投げた萩原。先発が予想された川越は足首捻挫のアクシデントにより登板を回避。一方阪神の先発は井川と入れ替えで一軍へあがった前川が今季初先発のマウンド。
一回表、赤星が四球で出塁すると鳥谷の打席で二塁へ盗塁。ここでオリックスの鈴木捕手が二塁へ悪送球し、その間に赤星は三塁へ到達。鳥谷は三振に倒れるも、シーツがセンター前へタイムリーをはなち１点を先制する。
一回裏、大西と村松をレフトフライに打ち取り、平野はセカンドゴロ。金本、藤本の好守備もあり簡単に三者凡退に打ち取る。前川上々の立ち上がり。
二回裏、ヒットと２つの四球で二死満塁のピンチを迎えるが、鈴木をサードゴロに打ち取りピンチを切り抜けた。
三回表、二死からシーツが三塁線へツーベースヒットをはなちチャンスを作るが、金本がライトファウルフライに倒れ追加点ならず。
三回裏、この回先頭の大西にレフト前ヒットを打たれノーアウトのランナーを出してしまう。村松をショートゴロに打ち取るも大西がスタートをきっていたため二塁はセーフ。平野のサードゴロはギリギリのタイミングでアウトとなり二死三塁。ブランボーはカウントが悪くなったので四球で歩かせると、後藤が粘って四球を選び二死満塁となり、水口が粘って四球を選び押し出しで同点となる。
なおも二死満塁のピンチが続くところで前川は降板、橋本がマウンドへ。北川をセンターフライに打ち取り三者残塁、同点どまりに抑えた。
四回表、マウンドは二番手・吉川。この回先頭の今岡がライト線へツーベースヒットで出塁するが、後続倒れ二塁に釘付け。
四回裏、橋本が三者凡退に打ち取る。
五回表、この回先頭の藤本がセンター前ヒット、続く赤星がセカンド内野安打で無死一・二塁のチャンス。鳥谷のバントは高いバウンド、キャッチャーが取って一塁へ送球、バント成功で一死二・三塁とすると、シーツがライトへ犠牲フライをはなち三塁ランナーが生還、勝ち越す。
五回裏、この回も橋本が三者凡退に打ち取る。
六回表、マウンドは香月。今岡ショートゴロの後、桧山がライト線へツーベースヒットで出塁。スペンサーサードゴロで三塁へ進むと、矢野が左中間へタイムリーツーベースをはなち１点を追加する。さらに藤本がセンター前へタイムリーをはなち矢野生還、４−１とする。藤本は一・二塁間に挟まれたが、一塁ベースカバーが居ず一塁に戻りセーフ。しかしその後二塁盗塁失敗でアウトとなる。
六回裏、この回先頭の後藤がレフト前ヒット。水口のピッチャーゴロを橋本がセカンドへ悪送球し、無死一・三塁のピンチを招く。北川セカンドゴロの間に三塁走者が生還するが、阿部真をセカンドフライ、代打・谷をサードゴロに打ち取った。
七回表、ケビンの前に、三者凡退。
七回裏、藤川が三番手として登板。三者凡退に打ち取る。
八回裏、藤川がブランボーに四球を与えたところで降板。ウィリアムスがマウンドにあがる。後藤を三振、水口を併殺打に打ち取り、結局３人で攻撃を退ける。
九回裏は守護神・久保田がきっちり３人で打ち取り試合終了。
阪神は、先発・前川のあとを橋本・藤川・ウィリアムス・久保田がわずか１安打に抑える好リリーフ。６連敗中だった火曜日の試合を久々に白星で飾った。

（注目選手）

• 橋本 健太郎：３回1/3を好リリーフ
• シーツ：先制タイムリーと勝ち越し犠飛