2005年6月3日 阪神タイガース vs. 千葉ロッテマリーンズ 4回戦

  • 阪神タイガース 成績 29勝24敗2分(対ロッテ 2勝2敗0分)
  • 阪神甲子園球場 18時01分開始 試合時間:3時間17分 観客数:45392人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
ロッテ 0 0 1 0 3 0 2 1 0 7 14 1
阪神 5 0 1 0 0 0 4 0 X 10 12 0
  • (勝)藤川 2勝0敗0S (S)久保田 1勝2敗7S
  • (登板投手:安藤−橋本−藤川−ウィリアムス−久保田)
  • (負)山崎 0勝1敗1S
  • (登板投手:清水−小宮山−川井−山崎−薮田)
  • (本)矢野 5号(3ラン=清水)、フランコ 11号(2ラン=藤川)、今岡 11号(3ラン=山崎)、桧山 4号(ソロ=山崎)

(試合内容)

一回表、先頭・小坂にセンター前ヒットされ、堀三振の時に二盗(通算250盗塁)されるが、フランコを三振、ベニーをライトフライに打ち取り初回を0点に抑えまずまずの立ち上がり。
一回裏、赤星がいきなり左中間へ打球を飛ばすと俊足を飛ばして三塁へ。今季7本目のスリーベースヒット。関本ショートゴロに倒れた後、シーツの打球は詰まったのが幸いし、ライト前におちるタイムリーヒットとなり、阪神が1点を先制する。昨日後頭部に死球を受けたが元気にスタメン出場している金本は三振に倒れ二死となるが、今岡のサードゴロを今江がエラー、二死一・三塁とチャンスが続く。ここで桧山がレフト線へタイムリーツーベースをはなち、シーツが生還。さらに矢野がセンターへ5号スリーランをはなち、あっという間に5点を先制する。
三回表、一死から、小坂のショートへの打球、鳥谷捕るも投げられず内野安打。堀センター前ヒットで一死一・二塁のピンチ。フランコにライト前へヒットされ小坂が還りロッテが1点を返す。尚も一死一・三塁のピンチで、ベニーを一度はカウント0−3としたが空振三振に打ち取り二死。里崎をライトフライに打ち取り、1失点で切り抜けた。
三回裏、シーツの当たりはショート小坂が追いついたかに見えたが捕球できず打球はレフト前へ抜けるツーベースヒット。そして金本がライトへタイムリーツーベースをはなち再びリードを広げる。更に今岡四球、桧山四球で無死満塁とするが、矢野がカウント1−3から打ちサードゴロ、本塁と一塁の併殺をとられてしまう。鳥谷敬遠の後、安藤ファーストゴロで結局この回の追加点は1点のみ。
五回表、この回先頭の清水の代打・諸積にライト線へツーベースヒットを打たれると、続く小坂にライト前へこの試合3本目のヒットを打たれ、無死一・二塁のピンチを招く。堀サードゴロの間に三塁走者が還りロッテが1点を追加。更にフランコに三遊間へタイムリーを打たれ6−3となり、ベニーに三塁線へツーベースヒットを打たれて一死二・三塁とピンチが続く。ここで久保コーチがマウンドへ行き間を取る。里崎ショートゴロで二死とするが、その間に三塁走者が還り2点差とされるが、李をキャッチャーファウルフライに打ち取り、なんとかロッテの追撃を退けた。
五回裏、ロッテ二番手は小宮山。金本レフトフライ、今岡ライトライナーで二死の後、桧山がレフト前ヒットで出塁するが、矢野がサードライナーに倒れ追加点はならず。
六回表、安藤に代えマウンドは二番手・橋本。一死から今江に三塁線へツーベースを打たれるが、小宮山の代打・林と小坂を連続三振に打ち取る。
六回裏、ロッテ三番手・川井が登板。三者凡退に終わる。
七回表、マウンドは藤川。この回先頭の堀にライト前ヒットされると、フランコに高めに浮いた変化球を痛打され、センターバックスクリーンへ同点2ランを浴びてしまう。
七回裏、ロッテ四番手・山崎が登板。先頭関本がレフト線へツーベースヒットで出塁。シーツがショートゴロに倒れた後、ロッテは金本を敬遠し、一死一・二塁で今岡との勝負を選択。しかし、ここで今岡が打った瞬間それとわかるレフトスタンドへ勝ち越しの3ランを叩き込むと、更に桧山もライトスタンドへソロホームランで続いた。矢野倒れた後、鳥谷がレフト線へツーベースをはなつが、代打・スペンサーがレフトフライに倒れた。しかしこの回、4点を追加し勝ち越しに成功した。
八回表、マウンドはウィリアムス。一死の後、今江にライト前ヒットを打たれ、代打・初芝を三振にとったが、代打・垣内にライトへツーベース、堀に四球で二死満塁となり、先ほど同点ホームランを打っているフランコに押し出しの四球を与えて3点差となる。ここでウィリアムスから久保田に交代。4番ベニーに対してフルカウントになるが、最後は空振り三振に打ち取り、ピンチを脱出した。
八回裏、ロッテ五番手・薮田の前に三者凡退に打ち取られる。
九回表、マウンドは引き続き久保田。三者凡退に打ち取り試合終了。
阪神は連敗を3でストップさせるとともに、5月13日の楽天戦以来となる同一カード3連戦の初戦に勝利。

(注目選手)

  • 今岡 誠:金本敬遠の後、怒りの3ラン
  • 久保田 智之:八回表二死満塁のピンチで登板し、見事な火消し
  • 桧山 進次郎:本塁打含む3安打猛打賞と1四球で全打席出塁

先発オーダー

ロッテ

  • 1
  • 小坂
  • 2
  • 3
  • フランコ
  • 4
  • ベニー
  • 5
  • 里崎
  • 6
  • 李承ヨプ
  • 7
  • サブロー
  • 8
  • 今江
  • 9
  • 清水

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 桧山
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 鳥谷
  • 9
  • 安藤

審判団

  • 本塁:友寄
  • 一塁:前田
  • 二塁:吉本
  • 三塁:山村