2005年5月8日 北海道日本ハムファイターズ vs. 阪神タイガース 3回戦

  • 阪神タイガース 成績 17勝15敗1分(対日本ハム 2勝1敗0分)
  • 札幌ドーム 13時02分開始 試合時間:2時間57分 観客数:30152人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 0 0 0 0 0 2 0 2 0 4 10 0
日本ハム 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 7 1
  • (勝)能見 2勝1敗0S (S)
  • (登板投手:能見)
  • (負)江尻 3勝2敗0S
  • (登板投手:江尻−吉崎−井場)
  • (本)今岡 5号(2ラン=江尻)、オバンドー 3号(ソロ=能見)

(試合内容)

日本ハムは6番レフトに偵察メンバー入来を入れていたが、初回の守りから田中幸がついた。
一回裏、阪神先発・能見は、SHINJOに初球をレフト前ヒットされ、木元四球、小笠原をショートゴロに打ち取るも、セギノール死球で一死満塁のピンチを招く。しかし、オバンドーを三振。田中幸をファーストフライに打ち取って無失点で切り抜ける。
三回表、先頭の濱中がライト前ヒット、矢野、鳥谷が倒れた後、赤星四球で二死一・二塁のチャンスを作るが、関本のセンターへのいい当たりをSHINJOに好捕され得点できず。
三回裏、先頭の木元に四球を与え、続く小笠原に痛烈な当たりを打たれるも、ファーストライナーとなって併殺。続くセギノールにファンス直撃のツーベースを打たれるも、オバンドーをセカンドゴロと、ランナーを出しながらも得点を許さず。
六回表、二死から金本がレフトフェンス上部直撃のツーベースヒットで出塁すると、今岡がインコースの変化球をレフトスタンドへ叩き込む2ランホームランをはなって、阪神が2点先制する。
能見は尻上がりに良くなり、四回から六回まで三者凡退に打ち取る。
七回表、二死から鳥谷がレフト前へ運ぶと好走塁で二塁へ。ここで日本ハムは江尻から吉崎へ交代。モーションが大きい吉崎の隙を見逃さず、赤星の初球で鳥谷が三盗成功。しかし赤星が三振に倒れ、追加点は奪えず。
八回表、先頭の関本がセンター前ヒット、シーツが凡退後、金本の四球目に関本が二盗成功。金本四球で、日本ハムは3番手井場が登板。今岡はファーストゴロに倒れるも進塁打となって二死二・三塁。そして、ここまでノーヒットだったスペンサーがレフト前タイムリーヒット。レフト田中幸が打球処理にもたつき(記録はエラー)、貴重な追加点2点が入る。なお、タイムリーヒットをはなったスペンサーは一二塁間で挟まれアウト。
八回裏、先頭SHINJOのサード後方へのファウルフライは鳥谷がよく走って好捕。木元にセンター前ヒットを許すも、小笠原三振、セギノールのファウルフライは阪神ベンチに入りそうな位置で矢野が好捕。能見は味方の好守備にも助けられ、八回まで日本ハム打線を無失点に抑える。
九回裏、能見の完封勝利が期待されたが、先頭のオバンドーにソロホームランを浴びてしまう。二死後、金子にツーベースヒットを許すも、最後の打者中嶋を三振に打ち取り、能見が見事にプロ入り初完投勝利&今季チーム初の完投勝利投手を記録した。
投球内容は、9回を139球、被安打7うち被本塁打1、3四死球、7奪三振、1失点。27個のアウトのうち、内野で打ち取ったアウトは16個だった。

(注目選手)

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • スペンサー
  • 7
  • DH
  • 濱中
  • 8
  • 野口
  • 9
  • 鳥谷
  • -
  • 能見

日本ハム

  • 1
  • SHINJO
  • 2
  • 木元
  • 3
  • 小笠原
  • 4
  • セギノール
  • 5
  • DH
  • オバンドー
  • 6
  • 入来
  • 7
  • 稲葉
  • 8
  • 金子
  • 9
  • 實松
  • -
  • 江尻

審判団

  • 本塁:柳田
  • 一塁:津川
  • 二塁:東
  • 三塁:渡田