2005年4月30日 ヤクルトスワローズ vs. 阪神タイガース 5回戦

  • 阪神タイガース 成績 13勝12敗1分(対ヤクルト 2勝3敗0分)
  • 明治神宮野球場 18時40分開始 試合時間:3時間30分 観客数:32609人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2 6 1
ヤクルト 0 0 0 0 3 1 1 0 X 5 9 0
  • (勝)川島 1勝1敗0S (S)石井 1勝0敗5S
  • (登板投手:川島−山本−佐藤賢−吉川−石井)
  • (負)杉山 1勝1敗0S
  • (登板投手:杉山−藤川−江草−ブラウン)
  • (本)岩村 4号(3ラン=杉山)

(試合内容)

東京六大学野球が伸びた影響で、試合開始時間が20分遅れの18時40分となった。
両チーム毎回ランナーを出しながら、4回裏まで0−0で進む。
五回表、杉山が内野安打で出塁し、赤星セカンドゴロで二塁封殺。ヤクルトバッテリーは赤星の盗塁を読んでピッチドアウトするが、関本の好アシスト(空振り)もあり、赤星が二盗に成功する。関本四球後、シーツがセンター前タイムリーヒットをはなって1点先制。金本もセンター前ヒットで続き満塁となる。ここで今岡の当たりはセカンド強襲、ダイビングキャッチを試みた土橋のグラブをはじき、ショート宮本のバックアップで二塁封殺となるが、その間に三塁走者が生還して2点目をあげる。
五回裏、小野三振の後、川島の代打・ユウイチのショートゴロを鳥谷が一塁へ悪送球(ワンバウンド送球)し一死一塁。宮本ファーストファウルフライに打ち取るも、青木レフト前ヒットで二死一、二塁のピンチ。そして岩村に高めの甘い変化球をとらえられ、ライトスタンドへ飛び込む逆転3ランを浴びてしまう。
六回裏、この回から2番手・藤川が登板。二死から宮出に死球を出した後、土橋にレフト線に運ばれる。金本がこのクッションボールの処理にもたつく間に宮出が一塁からホームインし、ヤクルトが4点目。なおも小野が三遊間を破るヒットを放って一、三塁。代打・真中三振の間に小野が二盗で二、三塁となるが、宮本の強烈なピッチャー返しを藤川が好捕して、このピンチを凌いだ。
七回裏、3番手・江草が登板。この回先頭の青木にセンター前ヒットを許す。岩村、ラミレス連続三振で二死にするも、鈴木にレフト前タイムリーヒットを浴びる。金本が打球処理にもたつく間に鈴木が二塁へ進み、なおも二死二塁のピンチが続いたが、次打者の宮出は三振に打ち取った。
八回裏、ブラウンが来日初登板。小野にヒット、宮本に死球で二死一、二塁のピンチを招くが、青木をライトフライに打ち取り、無失点で切り抜けた。
阪神は逆転されたあと、六回以降はすべて三者凡退。ヤクルト川島に今季初勝利をプレゼントするとともに、チームは3連敗となり、3位に転落となった。

(注目選手)

  • なし

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • スペンサー
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 鳥谷
  • 9
  • 杉山

ヤクルト

  • 1
  • 宮本
  • 2
  • 青木
  • 3
  • 岩村
  • 4
  • ラミレス
  • 5
  • 鈴木
  • 6
  • 宮出
  • 7
  • 土橋
  • 8
  • 小野
  • 9
  • 川島

審判団

  • 本塁:有隅
  • 一塁:本田
  • 二塁:佐々木
  • 三塁:井野