2005年4月28日 阪神タイガース vs. 中日ドラゴンズ 6回戦

  • 阪神タイガース 成績 13勝10敗1分(対中日 2勝4敗0分)
  • 阪神甲子園球場 18時00分開始 試合時間:4時間40分 観客数:47113人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
中日 0 0 0 0 1 0 4 4 0 9 12 0
阪神 0 0 3 3 1 1 0 0 0 8 14 2
  • (勝)平井 2勝1敗1S (S)岩瀬 1勝0敗8S
  • (登板投手:落合−久本−平井−岡本−岩瀬)
  • (負)久保田 1勝2敗4S
  • (登板投手:井川−橋本−ウィリアムス−久保田−江草)
  • (本)T・ウッズ 7号(3ラン=久保田)

(試合内容)

一回表、小林主審が頭部付近にファウルチップを受け、担架で運ばれて退場するというハプニングがあり、二塁塁審だった本田が主審に、控え審判の杉永が二塁塁審に入った。
阪神は三回裏、先頭赤星がライト前ヒットで出塁し、谷繁のパスボールで二塁へ進むと、関本がセンター前にしぶとく運ぶタイムリーヒットをはなって先制する。その後シーツの左中間を破るタイムリーツーベース、今岡の13打席ぶりとなるセンター前タイムリーヒットでこの回3点をあげる。
四回裏、先頭の鳥谷がライト前ヒットで出塁すると、井川がバントで送り、赤星のタイムリーツーベースで4点目をあげる。なおも続く関本がセンター前ヒットをはなって1、3塁としたところで、中日の先発・落合をKOした。2番手・久本の前にシーツは凡退するが、金本が四球を選んで満塁とすると、今岡が三遊間を破るレフト前タイムリーヒットをはなってさらに2点を追加した。
五回裏には併殺崩れの間に1点、六回裏には押し出し四球で1点を追加し、計8点をあげる。
先発・井川は一回表に二死2、3塁のピンチを招くなど、毎回ランナーを背負いながらも六回までT・ウッズの犠牲フライによる1失点に抑える。
しかし、七回表に一死2、3塁のピンチを招くと、立浪にセンター前タイムリーヒットを浴び2点を失う。さらにT・ウッズにセンター前ヒットを浴び、福留のセンターへ抜けそうな当たりは関本が横っ飛びでキャッチして二塁封殺となるが、二死1、3塁とランナーを残したまま井川は降板した。
2番手に今日25歳の誕生日を迎えたルーキー橋本が登板。アレックスをセンターフライに打ち取ったかに見えたが、赤星がまさかの落球で2走者がホームインし、3点差に詰め寄られる。
八回表、七回から登板のウィリアムスが二死三塁のピンチを招き、井端にレフト前タイムリーヒットを浴びて2点差に。そして、立浪のサードへの当たりを沖原が大きくはじき(記録はエラー)、1、3塁のピンチとなる。ここでウィリアムスに代えて、久保田が登板するが、T・ウッズにまさかの逆転3ランを食らう。
九回裏、中日のストッパー岩瀬から、先頭の赤星がレフト前ヒットをはなって出塁すると、関本が送りバントを決め、シーツ四球で一死1、2塁のチャンスを作る。しかし、金本はキャッチャーファウルフライ、代打・町田は三振に倒れた。
一時は7点のリードがありながら、まさかの逆転負け。首位中日とのゲーム差は2に広がった。
なお、この試合で赤星が3安打をはなち、プロ野球タイ記録となる月間8度目の3安打猛打賞を記録した。

(注目選手)

先発オーダー

中日

  • 1
  • 荒木
  • 2
  • 井端
  • 3
  • 立浪
  • 4
  • T・ウッズ
  • 5
  • 福留
  • 6
  • アレックス
  • 7
  • 森野
  • 8
  • 谷繁
  • 9
  • 落合

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 関本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 桧山
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 鳥谷
  • 9
  • 井川

審判団

  • 本塁:小林→本田
  • 一塁:渡田
  • 二塁:本田→杉永
  • 三塁:嶋田