2005年4月24日 横浜スタジアム vs. 阪神タイガース 6回戦

  • 阪神タイガース 成績 12勝8敗1分(対横浜 4勝1敗1分)
  • 横浜スタジアム 13時00分開始 試合時間:3時間35分 観客数:23947人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
阪神 1 0 1 2 0 0 2 1 1 8 18 0
横浜 0 0 0 0 0 2 1 0 0 3 7 1
  • (勝)能見 1勝0敗0S (S)
  • (登板投手:能見−藤川−ウィリアムス−久保田)
  • (負)加藤 1勝1敗0S
  • (登板投手:加藤−吉川−斎藤隆−クルーン)
  • (本)金城 2号(2ラン=能見)、村田 4号(ソロ=藤川)

(試合内容)

横浜は昨日に続いて、6番レフトに偵察メンバー門倉を入れていたが、小池が入った。
一回表、赤星がバントヒットで出塁すると、藤本の2球目に今季12個目の盗塁を成功。藤本のライト前ヒットで1、3塁とすると、シーツが倒れた後、金本が横浜の先発・加藤のグラブを強烈に弾くタイムリー内野安打を放って先制。なおもチャンスが続いたが、今岡が併殺に倒れ、1点止まり。
三回表、一死から藤本が2打席連続ライト前ヒットで出塁。シーツはサードへのゴロだったが、横浜・村田が捕り損ない、レフト前ヒットとなって一死1、2塁のチャンスとなる。金本サードへのファウルフライで倒れた後、今岡のライト前ヒットで2点目を追加した。
四回表、矢野がセンター前ヒット、鳥谷の右お尻付近へのデッドボールで無死1、2塁のチャンスをつかむ。能見スリーバント失敗、赤星セカンドゴロで二塁封殺となって二死1、3塁となった後、赤星がこの日2個目・今季通算13個目の盗塁成功で二死2、3塁とすると、藤本が猛打賞となるレフト前タイムリーヒットをはなって2点を追加して4−0とした。
五回裏、ここまで横浜打線を1安打に抑えていた先発・能見が、先頭の多村に、この日初めての四球を与えるが、後続を打ち取る。
しかし六回裏、石井にヒットを許すと、一死後、金城に2ランを浴び、佐伯にもヒットを許したところで藤川にマウンドを譲った。藤川は多村をサードゴロに打ち取り、横浜に追加点を許さなかった。
七回表、横浜の2番手・吉川から赤星がツーベースをはなつ。セカンドベース上で種田の左腕と赤星の左足が衝突し、両者ともしばらく動けなかったが、二人とも大事に至らず、そのままプレー続行。試合再開後、シーツがタイムリーツーベース。今岡四球の後、今日スタメンの桧山に久々のタイムリーヒットが出て、この回2点を追加して6−2と再びリードを4点差とした。
七回裏一死で、藤川が村田に一発を浴びてしまい、今季初自責点。続く相川にツーベースを浴び、代打古木を三振に打ち取ったところで、ウィリアムスに交代した。石井と対したウィリアムスは140キロ後半のストレートを連発。最後はキレのあるスライダーで三振に打ち取った。
八回表、横浜3番手・斎藤隆から鳥谷が猛打賞となるツーベースで出塁(鳥谷は3安打2四死球で、5打席全出塁)。なお、ライト金城が、鳥谷の打球を処理した際、足を負傷したらしく、担架で退場した。続く途中出場のスペンサーはピッチャーゴロだったが、斎藤隆の三塁への送球はフィルダースチョイスとなりオールセーフ。そして、赤星のレフト前タイムリーヒット(赤星のバットが捕手・相川のミットに触れ、インターフェアだったが、打球がヒットとなったため、そのままプレー継続)で7点目。
九回表にも二死2塁から、矢野がタイムリーヒットを放って、8−3とした。
最終回に登板した久保田は、四球とヒットで2人の走者を背負うが、最後の打者石井をショートライナーに打ちとった。
阪神は先発野手全員安打、18安打8得点で横浜戦に勝利。ルーキー能見は5回2/3を95球、被安打4うち被本塁打1、与四球1、奪三振5、失点2の投球内容。嬉しいプロ入り初白星をあげた。

(注目選手)

先発オーダー

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 藤本
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • 桧山
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 鳥谷
  • 9
  • 能見

横浜

  • 1
  • 石井
  • 2
  • 種田
  • 3
  • 金城
  • 4
  • 佐伯
  • 5
  • 多村
  • 6
  • 門倉
  • 7
  • 村田
  • 8
  • 相川
  • 9
  • 加藤

審判団

  • 本塁:本田
  • 一塁:小林
  • 二塁:渡真利
  • 三塁:渡田