2006年3月11日 オープン戦 阪神タイガース vs. 東京ヤクルトスワローズ

  • 阪神タイガース オープン戦成績 5勝3敗0分
  • 阪神甲子園球場 13時00分開始 試合時間:3時間6分 観客数:11417人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
ヤクルト 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 11 3
阪神 0 4 0 4 4 0 0 1 X 13 14 0
  • (勝)下柳 2勝0敗0S (S)
  • (登板投手:下柳−太陽−橋本)
  • (負)石堂 0勝1敗0S
  • (登板投手:石堂−宇野−本間−吉川)
  • (本)リグス 1号(2ラン=太陽)

(試合内容)

金本が実戦に初出場。

一回表、田中浩をピッチャーゴロ、リグスをファーストファウルフライ、宮出を三球三振と、わずか9球で三者凡退に打ち取った。
一回裏、先頭・鳥谷がストレートの四球で出塁。しかし赤星は大きな当たりもライトフライ、シーツは見逃し三振で二死となる。金本は粘って四球を選択、二死一・二塁となるが、今岡はレフトフライに倒れた。

二回表、一死からラロッカにレフト前ヒットを打たれる。続く度会にライト前ヒットを打たれ、一死一・二塁となるが、米野をセカンドゴロ併殺打に打ち取った。
二回裏、この回先頭の桧山がライト前ヒットで出塁。続く濱中もレフト前ヒットを打つと、矢野もショートの横を抜くヒットで続き、無死満塁となる。
藤本のセカンドゴロの間に三塁走者が生還、1点を先制する。藤本も一塁セーフで尚も一死一・三塁のチャンス。鳥谷の打席、フルカウントからワイルドピッチで三塁走者が生還。一塁走者は三塁へ進塁し、鳥谷は四球で再び一死一・三塁となる。赤星がライト前へタイムリーヒットをはなち更に1点を追加。続くシーツもライト前へタイムリーヒットをはなち、4−0とする。
なおも一死一・三塁のチャンスが続くが、金本はショートゴロ併殺に倒れた。

三回表、一死から、飯原のピッチャーゴロは下柳がつかみ損ね内野安打となり出塁を許すが、田中浩の打席で二塁に走った飯原を矢野が刺し、二死走者なしとする。田中浩には四球を与えるが、リグスをレフトフライに打ち取った。
三回裏、三者凡退。

四回表、二番手・太陽が登板。宮出をセカンドゴロ、ラミレスをセカンドフライに打ち取るが、二死からラロッカにセンター前ヒットを打たれる。しかし度会をセカンドゴロに打ち取った。
四回裏、二番手・宇野が登板。矢野ショートゴロの後、藤本ライト前ヒット、鳥谷ライト前ヒットで一死一・二塁とする。赤星のゴロはファーストのリグスがエラーし一死満塁。シーツが走者一掃のタイムリーツーベースを左中間へはなち3点を追加する。金本倒れた後、今岡がセンター前へタイムリーヒットをはなち更に1点を追加、8−0とする。

五回表、レフトの守備に林がついた。先頭の米野にセンター前ヒットを打たれるが、城石のセカンドライナーで一塁走者還れず併殺をとる。飯原を三振に打ち取り、結局三人で抑えた。
五回裏、二死から藤本がヒットで出塁。鳥谷のゴロをサード・田中浩がエラー。さらに赤星のゴロをセカンド・ラロッカがエラーし二死満塁となる。シーツの打球はショート・城石捕れず2点タイムリーヒット。シーツの代走に関本が送られる。林がストレートの四球で出塁すると、続く今岡がセンター前へタイムリーヒットをはなち更に2点を追加する

六回表、キャッチャーが野口に交代。一塁に片岡、三塁に関本が入った。田中浩に三塁打されると、続くリグスにセンターへホームランを打たれる。さらに宮出にライト前ヒット、ラミレスにレフト前ヒットされるが、ラロッカをサードゴロ併殺打、度会を三振に打ち取った。
六回裏、マウンドは本間、キャッチャーは小野に交代。濱中、片岡、藤本で三者凡退。
七回表、小野サードゴロ、城石ショートゴロ、飯原の代打・真中をレフトフライに打ち取った。
七回裏、鳥谷、赤星、関本で三者凡退。

八回表、三番手・橋本が登板。先頭の田中浩にセンター前ヒットを打たれる。途中出場のユウイチはセカンドゴロ、宮出ショートゴロで二死三塁とされるが、武内を三振に打ち取った。
八回裏、マウンドは吉川。先頭の林がレフト前ヒットで出塁するも、野口キャッチャーファウルフライで一死一塁。桧山はフルカウントから三振に倒れるも二塁へ走っていた林はセーフで二死二塁とすると、濱中がレフト前へタイムリーツーベースヒットをはなち1点を追加する。続く片岡はストレートの四球を選び二死一・二塁。片岡の代走に前田忠。しかし藤本は三振に倒れた。
九回表、一塁に関本がまわり、三塁に前田忠が入る。大原の代打・福川をライトフライ、度会をファーストファウルフライに打ち取った後、小野にセンター前ヒットを打たれるが、続く城石の打球をライト・濱中がファウルグラウンドでキャッチし試合終了。

ベストメンバーで臨んだ阪神は、ヤクルト内野陣の守備の乱れなどもあったが、14安打で13得点の猛攻を見せた。
投手陣はヤクルト打線に11安打されながらも、リグスの2ランホームランによる2点のみに抑えた。

(注目選手)

  • シーツ:二度の満塁機などで3本のタイムリーをはなち6打点

先発オーダー

ヤクルト

  • 1
  • 田中浩
  • 2
  • リグス
  • 3
  • 宮出
  • 4
  • ラミレス
  • 5
  • ラロッカ
  • 6
  • DH
  • 度会
  • 7
  • 米野
  • 8
  • 城石
  • 9
  • 飯原
  • -
  • 石堂

阪神

  • 1
  • 鳥谷
  • 2
  • 赤星
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • DH
  • 桧山
  • 7
  • 濱中
  • 8
  • 矢野
  • 9
  • 藤本
  • -
  • 下柳

審判団

  • 本塁:友寄
  • 一塁:吉本
  • 二塁:山本貴
  • 三塁:谷