2005年10月26日 阪神タイガース vs. 千葉ロッテマリーンズ 日本シリーズ第4戦

  • 阪神タイガース 成績 0勝4敗0分
  • 阪神甲子園球場 18時16分開始 試合時間:3時間21分 観客数:47810人
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
ロッテ 0 2 0 1 0 0 0 0 0 3 7 1
阪神 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 7 0
  • (勝)1勝0敗0S (S)
  • (登板投手:杉山−能見−福原−ウィリアムス−藤川−久保田)
  • (負)0勝1敗0S
  • (登板投手:セラフィニ−小野−藤田−薮田−小林雅)
  • (本)李承ヨプ 3号(2ラン=杉山)

(試合内容)

日本シリーズ第4戦。

一回表、三者凡退。杉山好調な立ち上がり。
一回裏、赤星がショート内野安打で出塁。鳥谷のバントはピッチャー内野安打となり無死一二塁の先制のチャンス。しかし、シーツショートライナー、金本レフトフライ、今岡サードゴロに倒れ得点はならなかった。
二回表、一死からフランコにライトへツーベースヒットを打たれる。今江をキャッチャーファウルフライに打ち取るが、李承ヨプにライトスタンドへ先制の2ランホームランを打たれる。
二回裏、一死から矢野が四球で出るも関本の打席で牽制で刺されてしまう。関本はショートゴロに倒れ結局3人で攻撃を終了した。
三回表、一死から西岡にライト前ヒットを打たれるも、盗塁を矢野が刺した。しかし堀を四球、福浦を死球で出してしまい二死一・二塁となるが、サブローをセンターフライに打ち取った。
三回裏、一死から赤星の打球を二塁手・堀がエラー、一死一塁。鳥谷は三振に倒れた後、シーツの打席で赤星が二塁盗塁に成功、二死二塁とする。シーツはライト方向へいい打球を飛ばすがフランコに好捕され得点にはつながらなかった。

四回表、この回先頭のフランコに四球を与える。今江が送った形となり一死二塁となり、李を迎えるところで投手交代、二番手の能見が登板する。李承ヨプに左中間へタイムリーツーベースを打たれロッテに3点目が入る。なおも一死二塁だったが、橋本はサードファウルフライ、セラフィニは三振に打ち取った。
四回裏、この回先頭の金本がライト前ヒットで出塁。しかし今岡がサードゴロ併殺打に倒れた。スペンサーはショートへのフライに倒れ結局3人で攻撃を終了した。
五回表、マウンドは三番手・福原、ライトに濱中が入る。一死から堀にライト線へツーベースヒットを打たれ、福浦には死球を与えて一死一・二塁となる。しかし、サブローは見逃し三振、フランコはサードゴロに打ち取る。
五回裏、この回先頭の矢野が三遊間を抜くヒットで出塁。続く関本はカウント2−0と追い込まれたが、そこから粘って四球を選び無死一・二塁とする。途中出場の濱中は三球三振に倒れ一死。赤星の打球は強い当たりもセカンド正面、セカンドゴロ併殺に終わった。
六回表、今江をレフトフライに打ち取ったところで、福原からウィリアムスに交代。李承ヨプにあわやホームランのセンターフェンス直撃の打球を打たれ、一気に三塁を狙われるが、赤星−鳥谷−今岡と渡る中継で三塁タッチアウト。そして、橋本を三振に打ち取り、結局3人で打ち取った。
六回裏、一死からシーツがセンター前ヒット、金本四球で一死一・二塁のチャンスをつかむ。今岡は詰まるもセンター前に落ちるタイムリーヒットとなって、阪神が1点を返す。代打・桧山はセカンドゴロかと思われたが、二塁手・塀内の手前でわずかにイレギュラーしてライト前タイムリーヒットなり2点目。なおも一死一・三塁だったが、矢野はショートゴロ併殺に倒れた。

七回表、五番手・藤川が登板。三者凡退に打ち取った。
七回裏、関本に代打・藤本が告げられ、ロッテは小野から藤田に投手交代。藤本は浅いレフトフライ、濱中はキャッチャーファウルフライ、赤星サードゴロで三者凡退に終わった。
八回表、ライトに中村豊、セカンドに藤本が入る。福浦、サブロー、フランコを三者凡退に打ち取る。
八回裏、マウンドは四番手・薮田。先頭の鳥谷が四球で出塁。シーツは送りバントを試みるもピッチャーへの小フライ。金本、今岡は連続三振に倒れた。
九回表、六番手・久保田が登板。先頭の今江に大飛球を打たれるが、金本がフェンス手前ギリギリでキャッチ。李承ヨプにはライト前ヒットを打たれる。途中出場の大塚はセカンドゴロに打ち取るが、これが進塁打となり二死二塁に。しかし、里崎はセカンドゴロに打ち取った。
九回裏、五番手・小林雅が登板。先頭の片岡がストレートの四球で出塁。代走に久慈が起用される。矢野がバントを試みるも小飛球はサードフライとなり、走っていた一塁走者・久慈は戻れず最悪の併殺となる。藤本三振で結局3人で最後の攻撃が終了。

千葉ロッテマリーンズがシリーズ4連勝で31年ぶりの日本一に輝いた。
最高殊勲選手(MVP)は、8打席連続安打の日本シリーズ新記録をマークしたロッテ今江敏晃内野手が選ばれた。

(注目選手)

  • なし

先発オーダー

ロッテ

  • 1
  • 西岡
  • 2
  • 3
  • 福浦
  • 4
  • サブロー
  • 5
  • フランコ
  • 6
  • 今江
  • 7
  • 李承ヨプ
  • 8
  • 橋本
  • 9
  • セラフィニ

阪神

  • 1
  • 赤星
  • 2
  • 鳥谷
  • 3
  • シーツ
  • 4
  • 金本
  • 5
  • 今岡
  • 6
  • スペンサー
  • 7
  • 矢野
  • 8
  • 関本
  • 9
  • 杉山

審判団

  • 本塁:谷
  • 一塁:中村
  • 二塁:井野
  • 三塁:山本
  • 左翼塁審:真鍋
  • 右翼塁審:東